創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年1月12日リテンションボット開発・提供の「Smash」が8,000万円調達
2022年1月11日、株式会社Smashは、総額8,016万円の資金調達を実施したことを発表しました。
リテンションボット「Smash」を開発・提供しています。
サブスクリプションサービスや定期通販を契約しているユーザーに対し、“解約”というタッチポイントにおいてコミュニケーションを行い、解約抑止・分析を行うチャットボットサービスです。
ユーザーとのコミュニケーションによってサービス・プロダクトへの温度感を数値化し、リアルタイムで空気を読むことによってより人間に近いコミュニケーションを実現しています。
サブスクリプションとは、製品やサービスを利用する権利を定額制で一定期間提供するビジネスモデルのことです。
日本では2019年がサブスク元年といわれており、流行からあまり年月は経っていません。
しかしその普及速度は目を見張るものがあり、サブスクの認知度は9割を超えているとのアンケート結果もあります。
サブスクは消費者にとっては、安価に製品やサービスを利用できること、やめたいときにいつでもやめられ、所有・処分のストレスがないことが大きなメリットとなっています。
事業者側にとってもっとも大きなメリットは、収益が安定することが挙げられます。
また顧客の情報を長期的に入手することが可能になるため、そのデータを顧客満足度の向上のための施策やマーケティングに活用することもできます。
一方、サブスクリプションサービスでは解約されることが痛手となるのですが、解約が容易であることは消費者にとってはメリットでもあるため、バランスを鑑みた解約手順を設計することが重要です。
またユーザーの解約理由はサービスの改善のための重要な情報となるため、なるべくユーザーに負の感情を抱かせず情報を得られる仕組みの構築が必要なのです。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Smash コミュニケーション サブスクリプション チャットボット リテンションボット 分析 株式会社 解約 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年5月30日、株式会社ソーシャル・エックスは、「逆プロポ・Learning」をローンチしたことを発表しました。 「逆プロポ・Learning」は、官民共創による社会解決型新規事業開発のコツ・ノ…
2023年8月31日、サロウィン株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 サロウィンは、シェアサロン「SALOWIN」と、開業資金0円で美容室開業の夢を叶えられるサービス「AL…
2022年11月16日、株式会社HQは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 HQは、社員ごとに最適なリモートワーク環境の整備をアウトソースできる福利厚生サービス「リモートHQ」を提供…
2023年9月13日、テラスマイル株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テラスマイルは、農業特化の経営管理クラウド「RightARM(ライトアーム)」を開発・提供…
2021年1月19日、セーフィー株式会社は、「Safie Pocket2(セーフィー ポケット2)」を2カ月間無料で利用できる新型コロナ対策支援パッケージの提供を開始したことを発表しました。 セーフィ…
大久保の視点
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…