「メトロエンジン」がレンタカー業界向け在庫状況・販売価格一括管理システム「メトロコンダクター」 をリリース

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2022年1月7日、メトロエンジン株式会社は、「メトロコンダクター」をリリースしたことを発表しました。

「メトロコンダクター」は、レンタカー業界に特化した、在庫状況・販売価格を一括管理することができるサービスです。

一度の作業での、複数のOTA(オンラインの旅行会社)サイトの在庫状況と販売価格の一括管理を実現することで、効率化を図るサービスです。

OTAサイトの予約状況に応じた在庫調整が可能になるため、オーバーブッキングのリスクを抑えつつ在庫数の少ない車両を販売することができるようになります。

また、天気・イベント情報などのデータからAIが需要を予測し、最適な推奨価格を算出するダイナミックプライシング機能も搭載しています。

新型コロナウイルス感染症の流行により、様々な業界は大きなダメージを受けました。

特に観光業はインバウンド需要が消失し、国内の旅行需要も減少しました。

地方の観光地は駅・空港から遠い場所にあることが多く、二次交通が重要な役目を果たしています。

しかし地方の人口減によってバス・鉄道といった公共交通機関は減少しているため、旅行先での移動はレンタカーを利用する人が多くなっています。

目的地での移動手段としてレンタカーを利用する人は約70%と非常に多く、近年ではレンタカーを利用する訪日観光客も急激に増加しています。

またレンタカーはコロナ禍によって利用は減少しているものの、安心・安全なプライベート空間を保てる移動手段として評価が上がっており、新規利用者も増加しているようです。

多くの業界ではデジタル化やDXが推進されていますが、レンタカー業界においてもDXの波は押し寄せています。

特にレンタカーは予約・貸出・返却といった手続きが利便性に関わってくるため、顧客満足度の向上を目的としたデジタル化・DXが多い印象です。

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