注目のスタートアップ

働き方改革・組織改革支援システム提供の「Qasee」が3億円調達

company

2021年12月24日、Qasee株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

働き方改革・組織改革支援システム「Qasee」を提供しています。

従業員ごとの業務状況を可視化・分析し、社内業務の潜在的な課題の改善を促すことで、組織プロセスや風土の改革を支援するシステムです。

個人の業務の可視化としては、キーボード・マウス・タップといった操作量や、カレンダーアプリと連携した会議時間などから1日あたりの業務の可視化を行うことができます。

ほかにも、業務フロー・プロセス分析や、過去の業務データから働き方の変化や改善の進行度を把握するための比較分析、チームの働き方分析といった分析を行うことができます。

今回の資金は、「Qasee」のさらなる開発や、人材採用に充当される予定です。

新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、日本の多くの企業ではデジタル化やテレワークが急速に推進されました。

これによって働き方に関する価値観や考え方も大きく変化しています。

地方へ本社機能を移転させる大手企業が登場したほか、住宅のサブスクリプションサービスが登場し、自由なライフスタイルを選択できるようになってきています。

テレワークは遠くの人材と一緒に働くことが可能となるため、この先、海外の人材と働くケースも多くなってくると考えられます。

その際、企業がしなくてはならない施策はいくつもあります。

特にチームマネジメントやチームビルディングは、テレワーク時代において重要性が高まっており、特化したサービスが登場しています。

こういったサービスを活用し、個人の主観・スキルに依存した属人的な組織マネジメントから脱却し、データをもとにした組織マネジメントを行い、チームの生産性向上を実現することが重要です。

創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Qasee システム チーム 働き方改革 分析 可視化 支援 改革 株式会社 業務 組織 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Tanaakk」が保育施設向けのIoTを活用した午睡チェックサービスを提供する「icuco」に出資
Tanaakk株式会社は、icuco株式会社の普通株式による第三者割当を運営する「HITSERIESファンド」の第1号案件として2022年6月2日付で引き受けたことを発表しました。 icucoは、午睡…
カイコ由来のバイオ原料の研究・供給を行う「Morus」が7億円調達
2025年6月30日、Morus株式会社は、総額7億円の資金調達を発表しました。 Morusは、カイコ由来のバイオ原料の研究・供給を行う研究開発型メーカーです。 昆虫食や代替タンパクの枠にとどまらない…
オフィス・セキュリティの「セキュア」が資金調達
2020年1月8日、株式会社セキュアは、資金調達を実施したことを発表しました。 AIや防犯カメラなどを活用した入退室管理などの、オフィス・セキュリティ事業を展開しています。 今回の資金は、研究開発や人…
「ハウスコム」が入居者とオーナーの双方を一括でサポートする「ハウスコム スマート管理」をスタート
2020年7月7日、ハウスコム株式会社は、「ハウスコム スマート管理」の提供を開始したことを発表しました。 「ハウスコム スマート管理」は、入居者(賃借人)とオーナー(賃貸人)の双方を一括でサポートす…
⽉額カーライフサービス「ノレル」などを展開する「IDOM CaaS Technology」が8億円調達
2024年9月5日、株式会社IDOM CaaS Technologyは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 IDOM CaaS Technologyは、中古車販売・買取ブランド「ガリバ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集