創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年12月27日働き方改革・組織改革支援システム提供の「Qasee」が3億円調達

2021年12月24日、Qasee株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
働き方改革・組織改革支援システム「Qasee」を提供しています。
従業員ごとの業務状況を可視化・分析し、社内業務の潜在的な課題の改善を促すことで、組織プロセスや風土の改革を支援するシステムです。
個人の業務の可視化としては、キーボード・マウス・タップといった操作量や、カレンダーアプリと連携した会議時間などから1日あたりの業務の可視化を行うことができます。
ほかにも、業務フロー・プロセス分析や、過去の業務データから働き方の変化や改善の進行度を把握するための比較分析、チームの働き方分析といった分析を行うことができます。
今回の資金は、「Qasee」のさらなる開発や、人材採用に充当される予定です。
新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、日本の多くの企業ではデジタル化やテレワークが急速に推進されました。
これによって働き方に関する価値観や考え方も大きく変化しています。
地方へ本社機能を移転させる大手企業が登場したほか、住宅のサブスクリプションサービスが登場し、自由なライフスタイルを選択できるようになってきています。
テレワークは遠くの人材と一緒に働くことが可能となるため、この先、海外の人材と働くケースも多くなってくると考えられます。
その際、企業がしなくてはならない施策はいくつもあります。
特にチームマネジメントやチームビルディングは、テレワーク時代において重要性が高まっており、特化したサービスが登場しています。
こういったサービスを活用し、個人の主観・スキルに依存した属人的な組織マネジメントから脱却し、データをもとにした組織マネジメントを行い、チームの生産性向上を実現することが重要です。
創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Qasee システム チーム 働き方改革 分析 可視化 支援 改革 株式会社 業務 組織 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年4月1日、株式会社調和技研は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 調和技研は、AI研究を行う北海道大学大学院調和系工学研究室から生まれた、北大発認定ベンチャー企業です。 クラ…
2023年5月30日、株式会社ピリカは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ピリカは、ごみ拾いSNS「ピリカ」や、ごみ分布調査サービス「タカノメ」、マイクロプラスチック調査…
「東日本・西日本 スタートアップ夏フェス 2024」のご案内です。 全国12市区のスタートアップが集結するビジネスイベントです。 スタートアップ支援に積極的に取り組む各自治体が支援するスタートアップの…
2023年11月1日、株式会社One by One Musicは、「OnebyOne Music」有償サービスの提供を自社サイトで開始したことを発表しました。 「OnebyOne Music」は、ペッ…
2021年12月22日、コロニー株式会社は、株式会社NTTデータと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 外部人材を活用しながら、クライアント企業の戦略立案から実行支援までを一括して実施する…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…