注目のスタートアップ

トラック運送業向け車両売買プラットフォームや運送業務支援SaaSなど提供の「Azoop」が9億円調達

company

2021年12月24日、株式会社Azoopは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。

トラック運送業向け車両売買プラットフォーム「トラッカーズマーケット」や、運送業務支援SaaS「トラッカーズマネージャー」、商用車に特化した買取オークションサービス「トラッカーズオークション」、運送M&Aプラットフォーム「トラッカーズM&A」を展開しています。

「トラッカーズマネージャー」は、AI-OCRと専任オペレーターにより管理業務を自動化するほか、車両1台あたりの収支の可視化、データ分析機能、データの一元管理によって運送業務を効率化するSaaSです。

今回の資金は、人材採用や、各プロダクトの開発に充当される予定です。

物流事業者には、トラック運送や、倉庫業、鉄道運送、航空運送など様々なものがありますが、そのうちトラック運送事業者は全体の約8割を占めています。

またそのトラック運送事業者では99.9%が中小企業と、ほぼすべてが中小企業となっています。

トラック運送業界では、多重下請け構造とアナログな業務が大きな課題となっています。

また、新型コロナウイルス感染症の流行によってEC需要が増えましたが、人手不足は改善されていないため、ドライバー不足が深刻化しています。

そのためトラック運送業界では、デジタル化・DXの推進によって効率化を実現し、新規就業者を確保できる業界へと再編することが求められています。

AI技術の進展によってルートやピッキングの最適化が実現されており、大幅な効率化が進んでいます。

また、荷主と運送ドライバーを直接マッチングする、Uberのトラック運送版といったビジネスも登場し注目を集めています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用し業務効率化を図ることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ プラットフォーム 効率化 株式会社 物流 自動化 資金調達 運送
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

顧客対応クラウド「Re:lation」提供の「インゲージ」が10億円調達
2022年5月31日、株式会社インゲージは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インゲージは、顧客対応クラウド「Re:lation(リレーション)」、社内外のメールを集約するメール共…
軽量データ構造化AI「INDXエンジン」を開発する「INDX」が1億円調達
2025年9月30日、株式会社INDXは、総額1億円の資金調達を発表しました。 INDXは、軽量データ構造化AI「INDXエンジン」を開発しています。 企業の機密情報を外部に出すことなく、非構造化デー…
1万円で100社に効果的に営業できるサービス「カイタク」が正式スタート
2020年4月3日、株式会社イメジンは、「カイタク」を正式スタートしたことを発表しました。 「カイタク」は、経験・知識が豊富なスタッフが厳選したターゲットに、プロのライターが作成したセールス・レターを…
NFT導入パッケージ「Spize+」を展開する「テコテック」が地図データ・位置情報ソリューションを展開する「ジオテクノロジーズ」と資本業務提携
2022年9月12日、株式会社テコテックは、ジオテクノロジーズ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 テコテックは、ブロックチェーン事業や、NFT特化型SaaS「Spize」、NF…
学費出世払い方式(ISA)を採用したエンジニア養成学校を運営する「CODEGYM」が資金調達
2022年9月30日、株式会社CODEGYMは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年9月30日(金)付の取締役会において、株式会社LABOTから株式会社CODEGYMに商号変更を行…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集