注目のスタートアップ

セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」展開の「Sanu」が22億円調達

company

2021年12月3日、株式会社Sanuは、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表しました。

セカンドホームサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を展開しています。

首都圏から片道2~3時間程度の場所にある自然の豊かな土地の別荘を利用する権利を月額5.5万円で提供し、都市から自然にくり返し通うようなライフスタイルを提案しています。

会員であれば全国各地にある好きな拠点に滞在することができます。

2021年12月時点で、白樺湖、八ヶ岳に拠点があります。

今回の資金は、新たな拠点の設置のための土地取得・キャビン建設に充当されます。

2022年春頃までに新たな5拠点45棟を設置し、2024年には40拠点400棟の展開を目標としています。

月額料金でサービス・プロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスは、様々な領域に広がりをみせています。

動画配信や音楽配信などが注目を集めていた頃から、今ではお菓子や、家具、オーディオ機器などのサービスも登場しています。

特にユニークなのが、“住”に関するサブスクリプションサービスです。

これまで“住”の領域は、所有か賃貸かの二択しかありませんでした。

しかし働き方やライフスタイルの多様化により、“住”の領域でもニーズが多様化し、サブスクリプションモデルによって自由なライフスタイルを提案するサービスが登場しています。

サブスクリプション型の住宅はサブスク住宅とも呼ばれ、全国にある拠点に定額で住み放題となれるものが一般的です。

「SANU 2nd Home」は、セカンドホーム(別荘)に特化し、都市と自然のある土地をつなぐことで、都市生活者に新たなライフスタイルを提案していることが特徴的です。

二地域居住は関係人口の創出のためにも重要であるため、「SANU 2nd Home」は地方創生のための取り組みとしても可能性を感じます。

生活には住宅が必要となりますが、起業の際にはオフィスが必要です。オフィス環境は生産性にも影響するため、慎重に選ぶことが肝心です。。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめのオフィス形態や、オフィス選ぶ際の注意点などを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Sanu SANU 2nd Home サブスクリプション セカンドホーム 別荘 株式会社 自然 資金調達 都市
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

小規模分散型水循環システムを開発する「WOTA」が資金調達
2023年3月24日、WOTA株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 WOTAは、持ち運べる水再生プラント「WOTA BOX」・水循環型手洗いスタンド「WOSH」の提供や、小規模分散型水循…
無人外貨両替機と運用システムを開発・提供する「エクステック」が資金調達
2022年8月31日、株式会社エクステックは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、阪急阪神ホールディングスのCVCファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」などで…
ARクラウドプラットフォーム「Pretia」が正式ローンチ
プレティア・テクノロジーズ株式会社は、2022年4月26日にARクラウドプラットフォーム「Pretia」を正式ローンチしたことを発表しました。 「Pretia」は、AR開発をより簡単にするクラウドサー…
為替テックの「ジーフィット」が2.35億円調達
2022年10月27日、ジーフィット株式会社は、総額約2億3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業が為替リスクを適切にコントロールすることを支援するため、データサイエンス・高度な数…
認知症コミュニケーションロボットの開発・販売や認知症介護施設を運営する「ザ・ハーモニー」が2億900万円調達
2023年1月31日、ザ・ハーモニー株式会社は、総額2億900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ザ・ハーモニーは、AIを活用した認知症コミュニケーションロボットの開発・販売や、認知症に特化…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集