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デジタルヘルスサービス開発総合支援「DoctorsCloud」などの「ドクターズ」が資金調達

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2021年11月30日、ドクターズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ドクターズは以下のサービスを展開しています。
・医師によって医療現場に最適な品質・医療水準・エビデンス性とビジネス収益性を兼ね備えたデジタルヘルスサービス開発を総合支援するサービス「DoctorsCloud」
・医療卸連合と提携したデジタルヘルスに特化した流通プラットフォーム「DoctorsNext」
・オンライン医療相談を軸とした、B2C向けヘルスケアサービスをスピーディーかつ低コストで構築できるオンライン医療支援プラットフォーム「DoctorsStation」

今回の資金は、デジタルヘルスプラットフォーム技術の開発と運用や、人材採用、医療エコシステムネットワークの構築、デジタルヘルスに特化した流通・販売ネットワークの普及促進、B2C向けオンライン医療支援サービスの拡大などに充当されます。

デジタルヘルスとは、デジタル技術を活用することによりさらに効果を高めた医療やヘルスケアのことを指します。

たとえば、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスによって人間の活動データを取ることが容易になりました。

このデータを活用することで、疾患の状態把握・管理や、さらには疾患の発症予測なども行うことができます。

また介護の領域においても、被介護者にウェアラブルデバイスを装着してもらうことにより、遠隔で被介護者の状態を把握することができるため、省力化や緊急時の対応の効率化を実現することができます。

今後、医療の質を高めていくためにも、このようなデジタル技術を活用することが必要であり、全国の医療機関で導入が進んでいくと考えられます。

とはいえ、日本では全国的にIT人材の不足からDXが進まないことが課題となっています。

そのため、医療のDXでは、医療の専門的な知識とITの専門的な知識も持ったプロフェッショナルのニーズが高まると考えられます。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
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