創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月26日グルメコミュニティアプリ「SARAH」・外食ビッグデータサービス「FoodDataBank」運営の「SARAH」が2.2億円調達

2021年11月25日、株式会社SARAHは、総額2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
グルメコミュニティアプリ「SARAH」と、外食ビッグデータサービス「FoodDataBank」、飲食店向け電子メニュー化サービス「Smart Menu」を展開しています。
「SARAH」はレストラン単位ではなく、メニュー単位での検索・投稿が可能なグルメサービスです。
今回の資金は、「SARAH」のマーケティング、「FoodDataBank」のセールス・カスタマーサクセス、「Smart Menu」の体制強化と組織増強に充当される予定です。
飲食店ではコロナ以前から人手不足を解消するため、省力化・効率化のためにモバイルオーダーやデータ活用などの取り組みが進んでいました。
今般の新型コロナウイルス感染症の流行を受け、飲食店は非接触・非対面でのサービスが求められ、デリバリー事業への参入や、モバイルオーダーなどのテクノロジーの活用がより一層進みました。
モバイルオーダーとは利用者が自分のスマートフォンを使って料理の注文と決済を行うことができるシステムです。
専用のアプリをインストールしてもらうか、テーブルにあるQRコードなどを読み取ってもらうことでメニューを表示します。
またメニューは飲食店にとって料理(商品)を見せるための重要な媒体であるため、モバイルオーダー用のメニューデザインを手掛ける事業者なども搭乗しています。
ほかにも省力化にもっとも貢献するであろうロボットについては、配膳ロボットがベンチャー企業や大手企業から市場に投入されています。
配膳ロボットはまだ物珍しいため、省力化としてだけでなく集客としても活用している店舗も多くなっています。
今後さらにテクノロジーの活用は進み、モバイルオーダーの普及や、調理ロボットを実装する飲食店が増えていくと考えられます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「飲食開業手帳」では、各種決済方法の比較や、導入方法について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | FoodDataBank SARAH アプリ グルメ コミュニティ ビッグデータ メニュー モバイル・オーダー 外食 株式会社 資金調達 電子メニュー 飲食 飲食店 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2019年12月9日、株式会社Bonyu.labは、1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ピジョン株式会社です。 Bonyu.labは、世界初の母乳分析サービス「BON…
2022年9月12日、株式会社アジラは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アジラは、施設向けAI警備システム「アジラ」や、独自開発の行動認識AIを活用したソリューションの提案などを…
2022年9月29日、株式会社Cone・Xiは、総額2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cone・Xiは、訪問看護における看護師マッチングと、訪問スケジュール機能を提供する「cho…
2021年3月23日、ファインディ株式会社は、「Findy0→1(ファインディ・ゼロ・トゥ・ワン)」の提供を開始することを発表しました。 「Findy0→1」は、エンジニア組織の内製化の戦略立案から、…
2020年1月10日、Inagora株式会社は、総額53億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である、スギホールディングス株式会社の子会社である株式会社スギ薬局、CITICグループ傘下の…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…