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2021年10月28日ヘリコプター遊覧予約サービスやヘリコプターチャーターサービスを展開する「AirX」が資金調達

2021年10月27日、株式会社AirXは、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、双日株式会社です。
AirXは、ヘリコプター遊覧予約「AIROS Skyview」と、ヘリコプターチャーター(貸切)サービス「AIROS」を展開しています。
「AIROS」は、ビジネス・ゴルフ・観光などの移動や、機体の撮影、空撮など様々な用途で利用することができます。
ヘリコプターの遊休機と利用者をマッチングすることによって、予約時間の短縮と低コスト化を実現しています。
ビジネスジェット事業を展開する双日とは、ビジネスジェットの利用者に向けたヘリの利用促進や、ヘリ利用者へのビジネスジェットの利用促進などの相乗効果を見込んでいます。
また、ビジネスジェットとヘリの共通プラットフォームを共同開発するなど、モビリティ関連での新たなサービスの展開を考えています。
2025年に開催される大阪・関西万博では空飛ぶクルマ(エアモビリティ)によって万博会場まで送客するということが考えられています。
すでに実証実験が開始されており、一般観客の前でもフライトが行われました。
中国の電気自動車メーカーXpengの関連会社であるエアモビリティ企業のHT Aeroは、5億ドル(約570億円)の資金調達を実施するなど、次世代の乗り物として非常に注目されていることがわかります。
エアモビリティは空を飛ぶため、目的地までの所要時間が短縮されることや、渋滞がなくなることなど数々のメリットがあります。
課題としては機体の安全性や、法整備、管制システムの構築が挙げられます。
将来的には、複数の交通機関をひとつのサービスとして捉え一体的に提供するMaaS構想に組み込まれると考えられます。
またヘリコプターや飛行機といった航空機もMaaSに組み込まれ、最適な活用法が模索されていくでしょう。
東京のヘリポート数は世界で一番多いものの、騒音規制や自治体・政府の規則によりヘリコプターはあまり活用されていない状況にあります。
AirXは将来的なエアモビリティの普及も考え、まずはヘリコプターやビジネスジェットの領域から地盤を固めていく考えでしょう。
プラットフォームビジネスは、利用者やコンテンツの拡充がビジネスの成長に直結するため、営業が重要となってきます。「冊子版創業手帳」では、リソースが足りない創業期において、営業を支援してくれるツールの導入について詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | エアモビリティ プラットフォーム マッチング 予約 株式会社 資金調達 |
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