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家庭向け血糖測定センサー/機器開発の「Provigate」が9.1億円調達

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2021年9月27日、株式会社Provigateは、総額9億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

誰にでも使うことができる家庭向け血糖測定センサーと機器の開発と、糖尿病予備群・糖尿病患者向けの血糖モニタリングアプリの開発を行っています。

Provigateの開発するIoT血糖モニタリングサービス「GlucoReview」は、低侵襲・低コスト・簡便にGA(週次平均血糖)を在宅測定できる本体・使い捨てカートリッジ・アプリの提供を目指しています。

今回の資金は、GAセンサーの量産化開発や、臨床研究、製造販売承認の準備に充当されます。

糖尿病患者は、経過観察や血糖コントロールなどいくつかの理由で血糖測定をすることとなります。

現在血糖測定で使用されている機器は、針で指先を傷つけて採取した血液から測定するものが一般的であり、衛生面・精神面での課題があります。

また近年急速に普及している連続血糖計(CGM)も皮下にセンサー針を貼りつける必要があるほか、コストも高いことが課題となっています。

Provigateは、糖化アルブミン(GA)という、直近1~2週間程度の平均血糖や食後高血糖の頻度を把握できる指標に着目し、涙液・唾液・血液の採取法を工夫することにより、低侵襲・低コストでの血糖モニタリングの実現を目指しています。

開発系のビジネスではVCなどからの資金調達が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT アプリ センサー モニタリング 株式会社 機器 糖尿病 血糖測定 資金調達
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