注目のスタートアップ

アート作品の共同保有プラットフォーム運営の「ANDART」が2.8億円調達

company

2021年9月13日、株式会社ANDARTは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

アート作品の共同保有プラットフォーム「ANDART(アンドアート)」とアート作品のオンラインストア「YOUANDART」を運営しています。

高額な有名作品や大型の作品でも1万円から購入/売買ができるプラットフォームです。

作品のオーナー権を購入するという仕組みとなっており、オーナー権を保有する人は優待を受けることができます。

2021年9月現在、優待には作品の鑑賞機会の提供があります。優待は今後充実していくことを予定しています。

今回の資金は、事業加速と組織拡大に向けた経営体制の強化のための人材採用に充当されます。

海外ではアート作品は資産として認められており、社会的ステータスとしても流動的資産としても保有する人が多く、大きなマーケットを形成しています。

日本では作品を保有するという文化を築けなかったことなどの理由により、国内市場はまだ小さな市場のままとなっています。

しかし若手実業家がアート作品を購入することがメディアで取り上げられるようになってから、日本において投機としてのアートが注目されはじめました。

またブロックチェーン技術が注目されていることもあり、ブロックチェーンを活用したアートの流通・保有プラットフォームを手がけるベンチャーも登場しています。

アート市場を拡大させていくためには、国内のアートの流通プラットフォームを構築することが重要だと考えられています。

分割保有は保有のハードルを下げるため、アート市場の入り口として機能すると考えられます。

プラットフォーム事業では参画してくれる企業・サービスの数と、プラットフォームの認知度が重要です。そのため営業とマーケティングに力を入れる必要があります。「冊子版創業手帳」では、営業を効率化してくれるツールの導入・活用ノウハウや、創業期でも低コストで始められるWebマーケティングのノウハウについて解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ANDART アート アンドアート オーナー権 プラットフォーム 作品 共同保有 株式会社 資産 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

細胞培養スタートアップの「インテグリカルチャー」が8億円調達
2020年5月25日、インテグリカルチャー株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました 独自開発の低コスト細胞培養技術「CulNet System」を用いた様々な事業展開を推進していま…
次世代型ブロックチェーン技術「Grid Ledger System(GLS)」を開発する「アーリーワークス」が1億円調達
2020年7月31日、株式会社アーリーワークスは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 次世代型ブロックチェーン「Grid Ledger System(GLS)」を開発・展開しています…
クラウドサービスの導入・運用やDXコンサルティング事業を展開する「ウフル」が資金調達
2022年11月10日、株式会社ウフルは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、紀陽キャピタルマネジメント株式会社が運営する紀陽成長支援1号投資事業有限責任組合です。 ウフルは、自社サービ…
「サイバーリンク」が新型コロナウイルス対策向け顔認証ソリューション「FaceMe Health」を発表
2020年8月19日、サイバーリンク株式会社(本社:台湾新北市)は、「FaceMe Health」を発表しました。 「FaceMe Health」は、マスク検知、顔認証、体温測定をひとつのプラットフォ…
名刺管理の「Sansan」が非接触でのイベント受付を可能にする無人名刺受付システム「Smart 受付」を発表
2021年6月22日、Sansan株式会社は、無人名刺受付システム「Smart 受付」を同日から提供開始したことを発表しました。 「Smart 受付」は、セミナー・展示会などのイベントにおける受付業務…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集