「オルトプラス」と「NHNテコラス」が共同でゲーム運営支援サービス「ゲーム運営コスト最適化サービス」をリリース

tips

2021年9月8日、株式会社オルトプラスは、NHNテコラス株式会社と共同で、「ゲーム運営コスト最適化サービス」を2021年9月から提供することを発表しました。

オルトプラスは、『ヒプノシスマイク』などのスマートフォン・タブレット向けゲームアプリの開発や、ゲームクリエイターを支援するプラットフォーム「ゲームクリエイターズギルド」、ゲーム業界に特化したオープンコミュニティ「ゲームコミューン」の運営などを展開しています。

NHNテコラスは、AWSの導入支援や、最適化、データ活用などを幅広く支援する、ITインフラ事業を展開しています。

また親会社であるNHN JAPAN株式会社は、『ディズニー ツムツム』など様々なゲームアプリを開発・運営しています。

今回の「ゲーム運営コスト最適化サービス」は、オルトプラスが保有するゲーム運営ノウハウやニアショア/オフショアを活用したローコスト運用体制の構築による人件費削減と、NHNテコラスの提供するAWSを活用したサーバー費用の最適化サービス、NHNグループが保有するゲーム運営に関する各種運営ツールのmBaaS(mobile Backend as a Service)て今日によるインフラコストの削減を提供するパッケージサービスです。

また、新規ゲームの開発から運営まで、幅広いフェーズで必要な支援を提供する「開発運営サービス」、ゲームタイトル/ゲーム運営権を買い取り、運営を継続する「セカンダリー/運営移管サービス」も提供します。

国内のゲーム市場規模は約2兆円で、そのうちゲームアプリは1.3兆円と過半数を上回る市場規模となっています。

ゲームアプリ市場の拡大は、ゲームアプリのクオリティの向上や、新型コロナウイルスの影響による巣篭もり需要が要因だと考えられています。

スマートフォンのスペックの向上や5Gの普及も考えると、今後もゲームアプリ市場は拡大を続けると予測されています。

しかしゲームアプリ業界は非常に厳しい競争にさらされており、リリースを待たずして開発中止が発表されるタイトルも見受けられます。

またゲームの運営に人材が割かれていまい、新規ゲームを開発するための人材を確保できないといったケースもあり、ゲームアプリの運営権を売買するゲームセカンダリー市場や、ゲームアプリ運営の外部委託市場も拡大しています。

アウトソーシングは、人手の足りない場合に非常に役に立つ手段のひとつです。上手に活用できれば創業期でも事業を拡大することができます。「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングのメリットや導入ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ NHN NHN JAPAN NHNテコラス アプリ インフラ オルトプラス ゲーム ゲーム運営コスト最適化サービス コスト削減 サーバー 支援 株式会社 運営
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自律搬送ロボット開発・提供の「匠」が3億円調達
2019年12月18日、株式会社匠は、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、独立系プライベート・エクイティ・ファーム、WMパートナーズ株式会社です。 匠は、自律搬送ロボットの開発か…
クラウド経営管理システムを提供する「ログラス」が70億円調達
2024年7月31日、株式会社ログラスは、エクイティ調達総額70億円の契約を締結したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は100億円となる予定です。 ログラスは、クラウド経営管理シス…
「showcase」が1,800万円調達 1日5分のおうちフィットネス・アプリ「zeehaa」をリリース
2020年12月4日、株式会社showcaseは、総額1,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、おうちフィットネス・アプリ「zeehaa(ゼーハー)」を正式リリースしたことも併せて…
支出管理サービス「バクラク」などを提供する「LayerX」が55億円調達
2023年2月28日、株式会社LayerXは、総額約55億円の資金調達を実施したことを発表しました。 LayerXは、支出管理サービス「バクラク」や、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指…
カーボンクレジットの生成・販売を通じた環境価値市場創出と農業体系の構築を手がける「フェイガー」が11.7億円調達
2025年1月20日、株式会社フェイガーは、総額11億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フェイガーは、カーボンクレジットの生成と販売を通じた環境価値市場の創出と農業体系の構築を手が…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集