注目のスタートアップ

オンライン完結型紛争解決(ODR)サービス「Teuchi」展開の「ミドルマン」が5,000万円調達

company

2021年8月23日、ミドルマン株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、法律関連の書籍を多く出版する新日本法規出版株式会社です。

ミドルマンは、オンライン完結型の紛争解決サービス「Teuchi」を展開しています。

今回の資金は、「Teuchi」の機能強化や、対象領域向けサービス開発を進めるための、開発とマーケティング体制の強化に充当されます。

また、Win-Winの解決を目指すエンジン開発のためR&D部門も立ち上げます。

ふだんの生活や企業を経営する上で、法的な紛争に見舞われることがあります。しかし個人やスタートアップなどはリソースが足りないため、裁判ができずそのまま泣き寝入りするといったケースが多々見られます。

そのため裁判での解決以外に、より簡易・迅速に比較的低廉な費用で紛争を解決することを目指す、裁判外紛争解決(ADR,Alternative Dispute Resolution)が注目されています。

ADRは、専門の機関が裁判を通さずに和解の仲介や仲裁を行うものです。ADRは手続きが簡便・時間が短い・当事者同士の意向を尊重した解決を目指す・比較的低廉などを特徴としています。

また、政府は、リーガルアクセスを改善するため、ADRのオンライン化(ODR,Online Dispute Resolution)にスタートアップの参入を促す取り組みを行っています。

ODRはオンラインでの紛争解決を目指すため、ADRよりもさらに利便性があります。

経営において、法律が関わってくる場面は多々あります。起業家だけでは判断できないこともあるので、弁護士に依頼することは重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期から顧問弁護士を依頼するメリットについて専門家にインタビューしています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ADR ODR Teuchi オンライン ミドルマン リーガルテック 株式会社 法律 裁判外紛争解決 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

社食シェアリング・サービスの「togo」が1億円調達 「Taberu Technologies」に吸収合併
2019年9月4日、株式会社Taberu Technologiesは、株式会社togoが、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2019年9月1日を効力発生日として、Taberu …
次世代型のドアツードア送迎サービスを展開する「NearMe」が7億円調達
2022年12月8日、株式会社NearMeは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NearMeは、ドアツードアの送迎において、独自のAIを活用して運行や乗客の相乗りを最大化することで…
後払い型(ISA)のリスキリング転職プラットフォームを展開する「WorX」が1.5億円調達
2023年8月31日、WorX株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 後払い型(ISA)リスキリング転職プラットフォーム「WorX」を運営しています。 越境転職(業…
広告費分割・後払いサービスを提供する「バンカブル」がマーケティング分析ツールを提供する「サイカ」と業務提携
2022年6月23日、株式会社デジタルホールディングスは、グループ企業の株式会社バンカブルが、株式会社サイカと業務提携契約を締結したことを発表しました。 バンカブルは、広告費分割・後払い(BNPL)サ…
脱毛症や皮膚潰瘍などの治療薬を開発する「イーダーム」が4.6億円調達
2025年6月17日、株式会社イーダームは、総額4億6000万円の資金調達を発表しました。 イーダームは、西村栄美教授(東京大学医科学研究所 老化再生生物学分野)による組織幹細胞の老化・再生メカニズム…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集