注目のスタートアップ

電動キックボードシェアリングサービス展開の「Luup」が20億円調達

company

2021年8月17日、株式会社Luupは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開しています。

2021年4月23日から、国内で初めてヘルメットの着用が任意となった電動キックボードのシェアリングサービスを、政府の特例措置のもと展開しています。2021年8月現在、実証実験は継続中となっています。

2021年8月現在、渋谷・新宿・六本木(赤坂/虎ノ門)・大阪キタ・ミナミの5エリアで、小型電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービスを提供しています。

今回の資金は、マイクロモビリティ事業の開発のさらなる強化に充当されます。

電動キックボードは、道路交通法では原動機付自転車(原付)に分類されており、公道を走る際は原付以上の運転免許とヘルメットの着用が必要です。

しかしこのヘルメットの着用義務は、電動キックボードシェアリングサービスの普及の阻害要因のひとつでした。

シェアリング事業者による働きかけにより、2021年4月23日付で「新事業特例制度」が認定され、シェアリング事業者の電動キックボードのみ小型特殊自動車とみなし、公道でのシェアリングサービス方式による実証実験が認められました。

この実証実験ではヘルメットの着用が任意となっており、電動キックボードシェアリングサービスの普及が一歩前進した形となります。

新たなビジネスでは、自治体や他社との連携が必要となる場合があります。「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Luup シェアリング・サービス マイクロモビリティ ループ 実証実験 株式会社 資金調達 電動キックボード
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「レシカ」が資金調達 デジタル上の不動産NFTを売買・保有できるサービス「ANGO」を今秋から提供開始
2022年7月29日、株式会社レシカは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、新サービス「ANGO(あんご)」を今秋から開始することも併せて発表しました。 「ANGO」は、メタバース空間に、自…
国産オリジナルのゲノム編集の基盤技術開発に取り組む「C4U」が15億円調達
2023年5月17日、C4U株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C4Uは、国産のゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3を基盤技術とする、2018年3月に設立された大阪…
「Monozukuri Ventures」が超小型IoT/ウェアラブルモジュールを開発する「16Lab」に出資
2022年6月27日、株式会社Monozukuri Venturesは、株式会社16Labに出資したことを発表しました。 16Labは、指輪サイズに収まるような小型IoT/ウェアラブルモジュールを開発…
シニア向け暮らしサポートサービス「もっとメイト」提供の「MIHARU」が6,000万円調達
2021年8月4日、株式会社MIHARUは、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シニア向け暮らしサポートサービス「もっとメイト」を提供しています。 孫世代の若いスタッフがシニア…
働く女性のためのキャリアマッチングサービスを運営する「CORE」が資金調達
2024年5月21日、株式会社COREは、資金調達を実施したことを発表しました。 COREは、働く女性のためのキャリアマッチングサービス「CORE」や、女性活躍推進に向けて企業を支援する伴走型人事代行…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集