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新規の酵素探索や反応経路探索ができるプラットフォーム「digzyme Moonlight」展開の「digzyme」が1.5億円調達

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2021年8月10日、株式会社digzymeは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

有用化合物のバイオ合成系開発のための研究開発プラットフォーム「digzyme Moonlight」により、共同研究を通じた解析サービスを提供しています。

生命科学と情報科学の融合領域の融合領域であるバイオインフォマティクスを活用した提案により、企業や研究機関の有機化合物の酵素触媒、微生物発酵による合成の導入検討・課題解決をサポートする事業を展開しています。

今回の資金は、カンナビジオール合成における課題の解決と、高効率なリグニン分解系の開発の着手に充当されます。

また、ほかにもいくつかの開発パイプラインを立ち上げる予定です。

酵素は、化学反応を引き起こす触媒として、化学品・食品・日用品など、様々な分野で活用されています。

特に、化学品開発では、もともと生物が持つ反応を利用して行う物質生産(バイオプロセス)は、環境負荷が低いため近年大きな注目を集めています。

また情報科学における進歩は生命科学に大きな影響を与えており、DNA、RNA、タンパク質など、生命が持つ様々な情報を詳細に解析することができるようになっています。

研究開発系のビジネスは、資金がビジネスの成長に直結します。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達に関するノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ digzyme digzyme Moonlight バイオインフォマティクス バイオプロセス プラットフォーム 株式会社 資金調達 酵素
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