注目のスタートアップ

超小型衛星開発の「アークエッジ・スペース」が4億円調達

company

2021年3月22日、株式会社アークエッジ・スペースは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

超小型人工衛星であるキューブサットを世界に先駆けて開発・運用に成功した東京大学航空宇宙工学専攻中須賀教授と連携し、超小型人工衛星の事業化を勧めています。

また、衛星を活用した水資源モニタリングや、海洋モニタリング、災害監視、農業・農林・環境管理などの開発にも取り組んでいます。

今回の資金は、超小型衛星開発の事業化の推進に充当されます。

宇宙ビジネスの世界市場は2030年までに70兆円以上になると予測されています。日本でも、宇宙機や超小型衛星、周辺技術の開発などが盛んに行われています。

分野としては、衛星サービス、地上設備、非衛星産業、衛星製造、ロケット打ち上げがあります。

このうち一番大きな割合を占めているのが衛星サービス(38%)です。衛星サービスは、衛星を打ち上げ、それにより得たデータを販売したり活用したりするサービスのことを指します。

衛星サービスの成長のためには、衛星を活用するための障壁・コストを下げていく必要があります。

衛星そのものの開発は、周辺サービスの核となるものですので、その動向に注目が集まっています。

スケールの大きなビジネスには多くの資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アークエッジ・スペース キューブサット 事業化 宇宙 小型衛星 株式会社 衛星 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する「The Chain Museum」が資金調達
2025年10月16日、株式会社The Chain Museumは、資金調達を発表しました。 The Chain Museumは、アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker (アー…
巨大言語モデルソフトウェアを開発する「Spiral.AI」が8.3億円調達
2023年9月8日、Spiral.AI株式会社は、総額約8億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Spiral.AIは、巨大言語モデル(LLM、大規模言語モデル)に関連した3つのサー…
3Dレーザースキャナー・外壁診断・構造物点検など最先端技術を有する建設コンサルタント企業「クモノスコーポレーション」が5億円調達
2024年7月17日、クモノスコーポレーション株式会社は、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社パソナグループです。 クモノスコーポレーションは、3D計測、構造物点検・調査…
地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供する「マプリィ」が資金調達
2023年1月24日、株式会社マプリィは、資金調達を実施したことを発表しました。 マプリィは、地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供しています。 「mapry」は、森林などの膨…
川崎医科大学発RNA創薬バイオベンチャーの「クロバーナ」が資金調達
株式会社クロバーナは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)です。 クロバーナは、独自のRNA標的探索技術を基盤技術とし、がんの発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集