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運送管理SaaS「アセンド・ロジ」開発の「ascend」が5,500万円調達

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2021年3月10日、ascend株式会社は、5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

業務改善とデータ分析の二つの領域でDXを推進する、運送管理SaaS「アセンド・ロジ」を開発しています。

従来の物流領域のソリューションが目指す業務改善ではなく、データを軸としたDXの推進を特徴としています。

たとえば、運送事業の収益改善のためには荷主と交渉し運賃を引き上げなければなりませんが、データに基づかないお願いでは荷主は応じることができません。

そのため「アセンド・ロジ」は、収益収益・資産効率・物流KPIなどの指標について、AIとコンサルタントが分析しレポートを作成します。

事業者は、このレポートを基に運賃の引上げ・作業料金の徴収の交渉を行うことができるようになります。

今回の資金は、「アセンド・ロジ」の製品版ローンチとセールス拡大に充当されます。

新型コロナウイルスの影響によりEC需要が高まる一方、物流業界は多くの課題が生じています。

具体的な課題としては、小口発送の増加・積載率の減少や、人手不足、激務化・労働環境の悪化などが挙げられています。

これらの課題を解決するためには、テクノロジーによる効率化や、業務自体を抜本的に変革するDXが必要です。

プロダクトやサービスの販売のためにECを考えている起業家は多くいるはずです。しかし、ECにはいくつもの種類があり、どれが最適なのかわからないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめのECや、ECの構築について詳しく解説しています。

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