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サポート付き貸し農園「シェア畑」など運営の「アグリメディア」が3.5億円調達

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2021年3月10日、株式会社アグリメディアは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

アグリメディアは、サービス・サポート付きの市民農園「シェア畑」などの農地活用事業や、農業専門求人サイト「あぐりナビ」、農業流通事業、経営支援事業を展開しています。

また、引受先である、三井不動産株式会社、博報堂DYグループ、西日本旅客鉄道株式会社の3社と協業を行います。

具体的な協業領域は以下です。
「三井不動産」
・農業関連子会社との関東近郊における農業団地プロジェクト
・農ある街づくりに関する事業
・農業を通じた新しいライフスタイルの提案
「博報堂DYグループ」
・スマートシティにおける都市型農園の事業化
・農業を通じたウェルビーイングの事業化
・農xヘルスケアのデータ活用
「JR西日本グループ」
・郊外と都市をつなぐ生鮮品流通の事業化
・農福連携(農業x障害者雇用)での事業化
・遊休地活用等による関西地区での農業を通じた街づくり

農林水産省によると、都市とその周辺地域では、農業産出額が全国の約30%を占めており、都市住民への農産物の供給に大きな役割を果たしています。

また、生産面だけでなく、農業体験や、農家と都市住民との交流、災害時のオープン・スペースの供給など、様々な役割を持っています。

遊休農地を活用するためにも都市型農園は重要です。今後も事業者による環境整備やサービス提供に注目が必要です。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ アグリテック あぐりナビ アグリメディア シェア畑 株式会社 資金調達 農業 都市型農園
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