創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年2月16日秘匿したままデータの処理・活用が行える「DataArmor」など提供の「EAGLYS」が8億円調達

2021年2月15日、EAGLYS株式会社は、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。
秘密計算を中心としたセキュア・コンピューティング技術によりデータを秘匿化したまま共有・検索・分析やAI解析ができる「DataArmor シリーズ」を展開しています。
「DataArmorシリーズ」
・常時秘匿化したまま共有・検索・分析などデータベース操作ができるプロキシ型ソフトウェア「DataArmor GateDB」
・AIアルゴリズムを秘匿化できる「DataArmor GateAI」
・クラウド上のバーチャル・セキュアルーム「DataArmor Room」
今回の資金は、「DataArmor シリーズ」の追加機能開発、データ利活用領域での販売力強化、クラウド上でのデータ連携・分析サービス、リモートAI解析サービスの垂直立ち上げなどに充当されます。
企業のDXの推進に伴い企業内に蓄積されるデータが多くなっています。
漏洩の危険性がさらに高まっているため、企業のセキュリティの重要性は年々増しています。
データ利活用はもはや必要不可欠な取組みであるため、すべての企業はセキュリティ対策に真正面から立ち向かわなくてはなりません。
セキュリティ関連のソリューションは様々なものが提供されていますが、専門的な領域であるため、導入の際は専門家からアドバイスをもらったり、導入コンサルティングを受けるとよいでしょう。
適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI DataArmor DX EAGLYS セキュア セキュリティ データ データベース 技術 株式会社 秘匿 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年11月16日、クラウドローン株式会社は、SMBCファイナンスサービス株式会社と、事前審査の機能を備えた新バージョンの「クラウドローン」を開始することを発表しました。 クラウドローンの提供する…
2023年3月16日、経済産業省は「DXセレクション2023」を公表しました。 経済産業省は、昨年度から中堅・中小企業等のDX(デジタルトランスフォーメーション)のモデルケースとなるような優良事例を「…
2024年6月3日、株式会社コルバトヘルスは、総額4,500万円以上の資金調達を実施したことを発表しました。 コルバトヘルスは、心電図診断サポートのためのAI「Korbato Scan」を開発していま…
2020年7月28日、株式会社ZOYI Corporationは、コロナ禍の3月17日に2億5,000万円の資金調達を実施し、累計資金調達額が11億8000万円になったことを発表しました。 また、社名…
イジゲン株式会社は、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 定額サービスを通じて、お店とユーザーをマッチングする、ショッピング・モール型のサービス「always(オールウェイ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…