注目のスタートアップ

出荷者と流通事業者をつなぐ農業流通特化型SaaS「nimaru」提供の「kikitori」が3,000万円調達

company

2021年1月14日、株式会社kikitoriは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

出荷者と流通事業者をつなぐ農業流通特化型SaaS「nimaru」を提供しています。

このサービスの提供を通じ、農業における流通現場の改革と流通の最適化を支援する事業の推進に取り組んでいます。

今回の資金は、「nimaru」の拡大と、JAグループを網羅するサービスの開発、それに伴う組織の拡充に充当されます。

農業の物流は、一般的な物流と異なる点が多々あります。大きな特徴としては、卸売市場を中心とした物流を構築している点にあります。

農作物は、生産者から集荷業者・農協などに集められ、その後、卸売市場を経由して小売店などに届けられます。

卸売市場を経由することにより、値崩れが起きにくい仕組みとなっています。

しかし、近年、市場外取引の増加により卸売市場の存在意義が年々低下してきています。

大手企業は卸売市場を介さない、直接契約を行っていますし、小規模なところでは消費者に直接販売する直販やECを活用した販売も行っています。

このように複雑化する農業流通を効率化するプラットフォームが求められています。

農業や漁業だけでなく、商品には販売場所が必要となります。「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、インターネットを活用した集客ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX JA kikitori nimaru SaaS 株式会社 資金調達 農業 農業流通
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

蒟蒻由来の高機能原料と独自のテクスチャエンジニアリング(食感創成)技術を提供する「NINZIA」が1億円調達
2025年8月25日、株式会社NINZIAは、総額1億円の資金調達を発表しました。 NINZIAは、蒟蒻由来の高機能原料と独自のテクスチャエンジニアリング(食感創成)技術を提供しています。 蒟蒻の食物…
ベンチャー・成長企業に特化した就職サイト「CheerCareer」運営の「Cheer」が5,000万円調達
2022年1月12日、株式会社Cheerは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベンチャー・成長企業に特化した就職サイト「CheerCareer(チアキャリア)」を運営しています。…
企業向けAIソリューション事業や非接触型AI肌測定アプリなどを展開する「AquaAge」が資金調達
2024年8月19日、AquaAge株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は8200万円になりました。 AquaAgeは、企業向けAIソリューション事業や…
採用DXサービス「harutaka」において面接品質を見える化するAI「harutaka インタビューアセスメント」が提供開始
2021年9月14日、株式会社ZENKIGENは、提供する「harutaka(ハルタカ)」において新たなサービス「harutaka インタビューアセスメント」の提供を開始したことを発表しました。 「h…
9月24日 青果物(野菜・果実)の卸売価格速報値
農林水産省は青果物の卸売価格を毎日更新し、ホームページで公表しています。 日別情報については速報性を重視し、取引当日の情報をもとに取りまとめています。 数値は主要卸売市場を合計したものです。表にない品…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集