創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2020年12月16日スニーカー・アパレル売買プラットフォーム運営の「モノカブ」が4.5億円調達

2020年12月15日、株式会社モノカブは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
スニーカー・アパレルの売買プラットフォーム「モノカブ」を運営しています。
偽物の流入を排除するため取引ごとに専門スタッフによる鑑定を行っていることや、板寄せ方式という証券取引所の売買成立方法を取り入れ、入札・販売それぞれのオファーを可能としていることを特徴としています。
2020年12月現在、スニーカーとストリート・ウェアを取り扱っていますが、今後商材の幅を広げていき、利便性の高いCtoCへの成長を目指しています。
今回の資金は、「モノカブ」への投資と、オペレーションの最適化、採用強化に充当されます。
経済産業省の発表によると、2019年のCtoC-ECの市場規模は1兆7,407億円(前年比9.5%増)と推計されており、今後も伸長していくことが予測されます。
市場拡大の背景には、「メルカリ」などのフリマ・アプリの成長が要因だとみられています。しかし、フリマ・アプリの取引では、偽物や、適正な価格がわからないという問題があります。
スニーカーなどの希少性の高い商品はこのようなフリマ・アプリでは取引がしづらく、「モノカブ」のようなプラットフォームが必要となります。
また、「モノカブ」など希少価値の高い商品を扱うプラットフォームは、コミュニティとしての側面を帯びることがあります。熱量の高いコミュニティとして運営できれば、市場を牽引することができるでしょう。
プロダクトの販売のためにはECサイトが有効です。しかし自社で一からECサイトを構築するのはコストを考えると難しいでしょう。そのためECサイトを構築するためのサービスを活用するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、ECプラットフォームの種類や選び方、構築方法について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CtoC EC アパレル スニーカー プラットフォーム モノカブ 売買 板寄せ 株式会社 資金調達 鑑定 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年1月16日、株式会社スマートバンクは、総額約2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は約73.3億円となります。 スマートバンクは、家計管理サ…
2020年7月27日、株式会社bazzarは、「MonoMoney(モノマネ)」をリリースしたことを発表しました。 「MonoMoney」は、モノが即時に現金に変わるアプリです。 売りたいモノをスマー…
2019年12月20日、株式会社レグミンは、約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 葉物野菜の播種(種まき)から収穫までの作業を自動化するロボットを開発しています。 ロボットは障…
2023年8月8日、株式会社ソレクティブは、資金調達を実施したことを発表しました。 これは、グローバルベンチャーキャピタルAntler(本社:シンガポール)の日本法人であるAntler株式会社を通じた…
2022年9月26日、株式会社SkyDriveは、総額96億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SkyDriveは、空飛ぶクルマと、30kgの荷物を運搬できる物流ドローン「SkyLift」を開…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…