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ベンチャー企業向けコーポレート領域支援の「WARC」が3億円調達 マネーフォワードと資本業務提携

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2020年11月17日、株式会社WARCは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

以下の事業を展開しています。
・ベンチャー企業を中心とした成長企業に対し、経営課題の解決・経営管理体制の構築・経理財務・採用戦略・IPO支援など、あらゆる領域をオーダーメイドで支援する「Co-WARC事業」
・M&Aのフルラインナップ・サービス「M&Aアドバイザリー事業」
・コーポレート部門のプロフェッショナル人材と企業をつなぐ人材紹介サービス「WARC AGENT事業」
・成長企業の支援に関する課題をテクノロジーの力で解決する「HR tech事業」

今回の資金は、管理部門特化型の転職サービス「SYNCA」の開発や、成長企業支援のための体制強化に充当される予定です。

また、引受先の1社である株式会社マネーフォワードとは業務提携を開始し、スタートアップ・ベンチャー企業向けの支援を行っていきます。

具体的には以下の施策を予定しています。
・両社のサービスの相互提供
・管理部門業務のオペレーション構築支援
・マネーフォワードシンカとWARCによるスタートアップ共同支援の実施

企業は事業部と管理部門に分けられ、この2つの部門がうまく連携することで成長します。しかし、スタートアップやベンチャー企業は事業部の比重が大きく、管理部門(バック・オフィス)の構築が後回しになってしまう傾向があります。

バック・オフィスは定型業務が多いためRPAなどで効率化を図ることはできますが、しかし定型業務“だけ”を行っているわけではありません。

事業をグロースさせEXITへ向かっていく段階では、IPO準備など組織づくりを行う必要があります。この段階に差し掛かって急遽バック・オフィス体制を整備しても、多くの場合が崩壊してしまいます。

そのため、事業を成長させるためには、できるだけ初期の段階からバック・オフィス体制を整備しておくほうがよいのです。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ M&A WARC ベンチャー マネーフォワード 支援 株式会社 経営管理 資本業務提携 資金調達
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