注目のスタートアップ

外食のギフト・サービス「ごちめし」など運営の「Gigi」が3.2億円調達

company

2020年10月15日、Gigi株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

飲食店での食事を贈ることができるギフト・アプリ「ごちめし」と、先払いサービス「さきめし」を運営しています。

子ども食堂への寄付や、学生向け無料食堂、医療従事者向けの支援弁当など、社会福祉の取組みとしても地域レベルで採用されています。

飲食店側は初期費用やサービス利用料などは一切かからず、食事を贈ろうとする人が手数料を支払うシステムとなっています。

今回の資金は、地域創生の循環的で継続的な支援策を目的とする「ごちめし」の機能拡張や、社員向けの新サービスの開発、「ごちめし」・「さきめし」のサービスクオリティ向上を実現するための人員拡充、寄付文化が根付いている海外への展開、多言語に対応するシステム開発に充当されるようです。

2018年の国内ギフト市場規模は小売金額ベースで、前年比101.6%の10兆5,752億円、2019年は同101.5%の10兆7,302億円を見込んでおり、順調な成長をみせています。

要因としては、シニア層の増加により、「母の日」や「父の日」「敬老の日」などでのギフト需要が増加していること、身近な人とのコミュニケーション方法としてカジュアル・ギフトが増加していることが挙げられています。

また、メールやSNSで贈ることができるソーシャル・ギフト・サービスが誕生し、カジュアルに贈り物ができる環境となってきています。

企業としてもギフトはコミュニケーション手段として有効です。特にノベルティは顧客と従業員のロイヤリティを高めるために有効と考えられています。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ノベルティの作り方について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Gigi アプリ ギフト ごちめし サービス さきめし フード・テック 先払い 株式会社 資金調達 食事 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

双方向データ伝送プラットフォーム「intdash」などを展開する「アプトポッド」が「マクニカ」「ヨコオ」と資本業務提携
2023年1月23日、株式会社アプトポッドは、株式会社マクニカ、株式会社ヨコオと第三者割当増資による資本業務提携を実施したことを発表しました。 アプトポッドは、双方向データ伝送プラットフォーム「int…
「TERASS」が家の買い替えサービス「Home Trader」をリリース
2021年2月17日、株式会社TERASSは、「Home Trader(ホームトレーダー)」をリリースしたことを発表しました。 「Home Trader」は、家の買い替えサービスです。 新居の購入から…
ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express」運営の「Azit」が3.5億円調達
2022年5月11日、株式会社Azitは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Azitは、ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express(クルーエクスプレス…
VRリハビリテーション機器開発・提供の「mediVR」が5億円調達
2021年7月8日、株式会社mediVRは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 VRリハビリテーション用医療機器「mediVRカグラ」の開発・販売を行っています。 VR空間上に表示され…
「Payn」が9,000万円調達 キャンセル料の請求業務をデジタル化する「Payn」β版をリリース
2022年10月5日、Payn株式会社は、総額9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Payn(ペイン)」のβ版をリリースしたことも併せて発表しています。 「Payn」は、レス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集