創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2020年7月15日位置情報ビッグデータ活用クラウド型プラットフォーム開発・提供の「クロスロケーションズ」が2.2億円調達

2020年7月14日、クロスロケーションズ株式会社は、2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、東京理科大学ベンチャーファンドです。
位置情報ビッグデータ活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(ロケーションエーアイプラットフォーム、LAP)」を開発・提供しています。
AIにより位置情報ビッグデータから消費者行動の分析・見える化を行い、エリア・マーケティングの実施と効果測定を一気通貫で実行できるサービスです。
また、分析結果をもとに、新サービス「XL ロケーションベースアンケート」と「XL ロケーションベース広告」をLAP利用企業に提供しました。
「XL ロケーションベースアンケート」は、商圏が変わった場所・ユーザーなどにタイムリーに消費者調査が可能となるものです。
「XL ロケーションベース広告」により、これまで提供していたモバイル広告・オフライン広告(ポスティングなど)に加え、サイネージ広告、SNS広告の配信が可能となりました。
これまで、Webマーケティングにおいては、検索結果の上位に表示させるなどの対策を行うSEO対策が効果的とされていました。しかし、検索上位に表示させるための難度のアップや、ポータル・サイトが表示されてしまうことなどがあり、現在はMEO対策がホットなWebマーケティングとなっています。
MEO対策は、Googleマップ専用枠の上位に表示されるための対策のことです。実店舗を持つ事業者のみ登録できるため、純粋に商圏エリアで勝負することができます。
また、スマートフォンの普及により外出時にもインターネットで検索することが可能となりました。これらを要因として、エリア・マーケティングはマーケティング施策として重要なものとなっています。
もはや現代においてインターネットを活用したPRは必須ともいえます。しかし創業期はコストや知識の面から満足できるPRを行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、ネット初心者のためのネットPR方法など、ネットPRノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI エリア・マーケティング クロスロケーションズ ビッグデータ マーケティング 位置情報 情報 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年1月29日、株式会社ゼストは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は16億円となります。 ゼストは、在宅医療・介護の収益改善プラットフォーム「ZE…
2020年11月4日、ディップ株式会社は、「GAKUcelerator -ガクセラレーター」の第5期生のデモデイを10月29日(木)に開催したことを発表しました。 「GAKUcelerator」は、小…
2025年7月31日、JAPAN AI株式会社は、総額19億円の資金調達を発表しました。 JAPAN AIは、AIに関連するプロダクトやサービスの開発や、AIコンサルティングサービスを展開しています。…
2023年3月14日、ファンズ株式会社は、総額約36億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファンズは、貸付投資のオンラインプラットフォーム「Funds」を運営しています。 個人投資家向けには間…
2024年5月20日、株式会社プラゴは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ブーストキャピタル1号投資事業有限責任組合(運営 ブーストキャピタル株式会社)です。 プラゴは、商業施設などE…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…