注目のスタートアップ

サイバー・セキュリティ事業展開の「エーアイセキュリティラボ」が資金調達

company

2020年7月13日、株式会社エーアイセキュリティラボは、資金調達を実施したことを発表しました。

AIによりセキュリティ診断を行う「AI診断」の提供やサイバー・セキュリティ関連のコンサルティングと、SaaS型の脆弱性診断サービス「AeyeScan」の開発を行っています。

「AI診断」は、WebアプリケーションのURLを提示してもらい、クラウド上の診断サーバーから該当のホームページのセキュリティ診断を実施するものです。診断後、画面遷移図と診断報告書を提供します。

今回の資金は、「AeyeScan」の提供に向けた開発体制の強化や、営業・マーケティング体制の強化に充当されます。

Webアプリとは、ブラウザを介して利用するアプリケーションのことです。たとえば、業務でも利用することのあるGmailやWordPressもWebアプリです。

Webアプリでももちろんセキュリティ対策をしなくてはなりません。個人情報を取得するアプリであればなおさらしっかりとしなくてはなりません。もし情報が流出してしまった場合、非常に大きな損害となります。そのためリリース時には、完璧か、完璧に近い状態にすることが求められています。

しかしセキュリティ診断は専門性が高いため、多くは人の手によって行われています。そのためコストがかかり、定期的な診断ができないアプリの運営者も多くいます。

AIを活用したセキュリティ診断が普及していくことでコストが下がり、多くのWebアプリが万全なセキュリティ対策を行えるようになるでしょう。

Webアプリだけでなく社内システムのセキュリティ対策も非常に重要です。特に企業のデータベースには多くの情報が含まれているため、流出した場合の被害は大きなものとなります。「冊子版創業手帳」では、創業期のセキュリティについて専門家の方に詳しく伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AeyeScan AI AI診断 SaaS エーアイセキュリティラボ コンサルティング セキュリティ 株式会社 診断 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クリエイターや国内外コンテンツとの独自企画を手がける「灯白社」が1億円調達
2024年8月29日、株式会社灯白社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 灯白社は、クリエイターや国内外コンテンツとの独自企画を手がけています。 エンターテインメント市場における、プ…
美容皮膚科領域のオンライン医薬品ECプラットフォーム「東京美肌堂」を運営する「LATRICO」が5.2億円調達
2023年3月1日、株式会社LATRICOは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LATRICOは、美容皮膚科領域のオンライン医薬品ECプラットフォーム「東京美肌堂」を運営…
医療機関・介護施設向け業務支援SaaS「CAREBOOK」開発・提供の「3Sunny」が3.2億円調達
2021年3月4日、株式会社3Sunnyは、総額約3億2,000億円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療機関・介護施設向け業務支援SaaS「CAREBOOK」を開発・提供しています。 病院に…
症状検索エンジン「ユビー」やAI問診サービス「ユビーAI問診」などを提供する「Ubie」が27.6億円調達
2022年10月6日、Ubie株式会社は、総額27億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2022年7月27日に35億円の資金調達を発表しています。 Ubieは、症状検…
光診断薬「Pickles」を用いた臨床検査の社会実装を目指す「HILO」が資金調達
株式会社北洋銀行、株式会社北海道二十一世紀総合研究所は、2023年2月1日付でHILO株式会社に「北洋SDGs推進2号ファンド(北洋SDGs推進2号投資事業有限責任組合)」を通じて1,000万円出資し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集