葬儀関連サービス提供の「公益社」が「葬儀へのリモート参列サービス」を本格導入

tips

2020年7月10日、燦ホールディングス株式会社は、完全子会社の株式会社公益社が「葬儀へのリモート参列サービス」を本格導入することを発表しました。

公益社は、首都圏と近畿圏を地盤とし、48の葬祭会館を運営するグループの中核会社です。

今回の「葬儀へのリモート参列サービス」は、新型コロナウィルス感染症の影響や遠方に住む人など、葬儀に参列できない方が遠方から弔う気持ちを表現できるサービスです。

スマートフォンやタブレットを持参すれば、会場に準備されているWi-Fiや、三脚などの機材を利用して、葬儀の様子を撮影・配信することができます。

厚生労働省によると、人口構成の変化などにより国内の死亡者数は年々増加しているものの、葬儀金額規模の縮小や参入事業者間の価格競争により、2018年のフューネラル(葬祭)ビジネス市場規模(事業者売上高ベース)は、前年比101.0%の1兆8,230億9,900万円となっています。

死亡者数のさらなる増加による件数ベースで市場は拡大していくとみられていますが、孤独死や遺族不明の高齢者の増加により葬儀自体が行われない可能性も高まるとみられています。

そのため、その葬儀実施への敷居を下げたり、遠方からの参加を容易にするサービスの提供などが重要となると予測されています。

新型コロナウイルス感染症の流行により、様々なところでリモートの波がきています。特に多くの企業ではリモート・ワークやテレワークの導入が急速に進みました。「冊子版創業手帳」では、リモート・ワークやテレワークの導入に必要な、社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ 株式会社 葬儀
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プラント業界の発注企業と受注企業/一人親方をつなぐ「テクノワ」が4,000万円調達
2024年6月4日、株式会社テクノワとC2C Platform株式会社は、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テクノワは、プラント業界の発注企業と受注企業/一人親方をつなぐダイ…
暮らし体験メタバース「MELIFE」を開発する「ModelingX」が資金調達
2023年5月10日、株式会社ModelingXは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社日本海ラボです。 ModelingXは、暮らし体験メタバース「MELIFE(ミライフ)」を…
CFOコンシェルジュ・サービス「資金調達サーチエンジン」β版がローンチ
2019年7月18日、株式会社BIZVALは、「資金調達サーチエンジン」のβ版を同日にローンチしたことを発表しました。 「資金調達サーチエンジン」は、スタートアップや、M&A投資を検討する事業会社、V…
ECプラットフォーム「ecforce」提供の「SUPER STUDIO」が44億円調達
2022年6月22日、株式会社SUPER STUDIOは、総額約44億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SUPER STUDIOは、ECプラットフォーム「ecforce(イーシーフォース)」…
ヘリカル型核融合炉の開発を目指す「Helical Fusion」が資金調達
2022年11月8日、株式会社Helical Fusionは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、KDDI Green Partners Fundと、Nikon-SBI Innovati…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集