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「10X」が3億円を調達 簡単にネット・スーパーを立ち上げられる「Stailer」をリリース

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2020年5月27日、株式会社10Xは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、新事業として、小売・流通事業者向けに開発不要でネット・スーパーを立ち上げられるサービス「Stailer(ステイラー)」を提供開始したことを発表しました。

商品データを「Stailer」アプリに連携することで、ラスト・ワン・マイル配送やドライブ・スルー受取りなどに対応したネット・スーパーを展開することができます。

必要なパートナーの選定や、システム連携も並走して行い、事業の垂直立ち上げを支援します。

また、すでにネット・スーパーを運営する事業者も既存のシステムの改修なしに、モバイル・アプリへの展開が可能となります。

10Xはほかに、国内食品流通のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を加速させるため、事業コンサルティングなどを展開しています。

生鮮食品は物流の制約が厳しいため、配送エリアを広げることが難しくなっています。また、そもそもドライバーの人手不足もあり、配送において大きな課題を抱えています。

しかしネット・スーパーは、高齢者などの買い物難民にとっては便利なサービスです。高齢者が増加していく時代、ネット・スーパーの需要も高まっていくと考えられます。

そのため配送の利便性を解決するため、地元の小売事業者や配送業者、地域住民などと連携した買い物代行サービスなども誕生しています。

ネット・スーパー事業は、配送の課題について、どれだけ地域と事業者などの連携できるかが鍵となってきそうです。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ 10X EC Stailer アプリ ステイラー ネット・スーパー 株式会社 流通 資金調達 食品
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