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SNSを活用した写真教室・教材販売の「CURBON」が8,000万円調達

令和元年7月31日、株式会社CURBONは、8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

SNSで多数のフォロワーを持つ写真家を講師とした対面型写真教室の実施や、写真技術のeラーニング講座配信、Lightroomプリセットの販売などを展開しています。

BtoBビジネスでは、SNS戦略に注力する企業をターゲットとし、PR関連事業を展開しています。

株式会社CURBON 代表 武井 宏員氏のコメント

今回のニュースにつきまして、株式会社CURBON 代表の武井 宏員氏よりコメントが届きました!

武井 宏員
大阪出身。人生の大半をアメリカで過ごし2015年に東京に転勤。ペンシルバニア州で大学生の間に企業を立ち上げ、就職が決まると同時に売却。大学卒業後 Johnson & Johnson、Nestle、Estee Lauderなどで様々なポジションにつき、~45000人、年間1.3兆円売上の会社で過去最年少で部長に昇格。2018年の3月にCURBONを設立し、2019年7月に8000万円の資金調達を実施した。

就職中カメラに興味を持ち、趣味として写真撮影やビデオ制作に手をだし始め、NYCでスタジオを立ち上げ、ファッションフォトグラファーとして活動開始。過去20冊以上の雑誌に掲載された。日本ではポートレートとファッションを中心にシャッターを切っている。

ー事業の概要を教えて下さい

武井:大きく分けてCtoCとBtoB向けの2つの柱があります。CtoC向けは、一般の写真好きの人たちと、今活躍されている有名なフォトグラファーさんたちをつなげる事業で、写真教室やEラーニングの動画講座の提供、写真ツールの販売などをしています。

BtoB向けには、写真や動画関連で広いネットワークを持っているという強みを活かして、影響力のあるアーティストと企業様をつなぐサービスを提供させていただいております。

あとは、対人サービスだけでなく、商品など新たなプロダクトづくりも今後行っていきたいと考えています。

ー事業を立ち上げたきっかけを教えて下さい

武井:我々は、「自らを変える力が世界を変える力になる仕組み作り」をミッションに掲げています。事業を始めたきっかけとしては、もともと僕は海外に住んでいた時期があり、その際に写真関係の仕事に携わっていました。アメリカの方々って、自分を売り込んだり、主張したり、ブランドを作っていくといった、自分を出していくのが得意な人が多いんです。

反対に、日本人は、あまり自分に自信がなかったり、謙虚である人が多いですよね。私はその後、仕事の関係で日本に転勤したのですが、日本のアーティストも、すごい能力や才能をお持ちなのにあまり自己主張しない方々が多く、アメリカとのギャップを大きく感じたと共に、とてももったいないなと感じました。

そこで、アーティストの持つ才能や良い部分を全面的に出していって、アートの世界とビジネスといった他の領域を繋げることができたら、アーティストがもっと多くの人に影響を与えることができる世界を作っていけるんじゃないかと思い、起業しました。

ー今回の資金調達でどのような反響がありましたか

武井:一番大きかったのは、写真界隈の中ではすごく大きな話題になったことですね。写真関連のベンチャー企業で、資金調達を達成した例があまり多くないということもあり、写真界隈から盛り上がる反響をいただいているのは嬉しいですね。
 さまざまな企業から、提携の話などもいただいています。

 今回、資金調達のプレスリリースを出すにあたり、今後の事業展開や、展開していく予定の商品・サービスなどについて、あまり詳細な情報を盛込んでいません。一方で、これから事業の幅を広げていきたいと考えているので、これから先新しい発表を打つ時に、他の業界や、あまり写真業界に注目してなかった企業の方々の反応も楽しみですね。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているのか、教えてください

武井:我々は写真業界からスタートしましたが、才能持ってる方々ってやっぱり写真だけじゃないと思っています。実際、写真に関わっている人が集まるコミュニティを見ると、写真をやりつつ、例えば、音楽やイラスト、デザインなど、アートに関わる様々な業界にも携わっている人がたくさんいます。
 なので、写真から派生する形で、他のジャンルにも輪を広げて行ければと考えています。

 あとは先程も出ましたが、今後新たな商品開発や販売も行っていく予定です。

ー起業家に向けて一言メッセージをお願いします

武井:私は以前普通に会社員をやっていて、そこから起業する時、最初周りの人たちからあまり前向きじゃない意見をいただくこともありました。そんなスタートから、現在資金調達を受けられるくらい事業として形になったということは大きいことだと感じています。最初事業に対して前向きでなかった方々の反応もすごく変わり、応援していただけるようになりました。

私のようなパターンもあるので、これから事業の立ち上げを考えている方や、始めたての方は、根気強く継続し、いろいろな挑戦をして、トラブルなど波を乗り越え行けば、良い事業を展開していくことができるのではないかと思います。

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カテゴリ 有望企業
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