クレジットカード決済 コスト高は過去の話!?
スマホ/タブレットで広がるクレジットカード決済
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売上向上の一つの施策として、あなたのビジネスにクレジットカード決済の導入を検討してみてはいかがだろうか?
高額の商品やサービスを購入する場合、顧客にとっては多額の代金を持参して現金で支払うより、カードでの支払いが便利だ。最近ではクレジットカードで決済するとポイントが貯まるなどのインセンティブも多く、顧客のクレジットカードでの決済は着実に普及してきている。
また、クレジットカード決済の場合、顧客の購入単価が大きくなることが統計的にも知られており、事業者側には導入の大きなメリットになる。
- 現金決済:商品やサービス提供の代金を現金で決済時に受け取る
- 銀行振込・前払:商品やサービスの提供前に、代金を指定口座に入金してもらう
- 銀行振込・後払:商品やサービスの提供後に、指定口座に代金を入金してもらう
- クレジットカード決済:商品やサービスの提供後に、クレジットカードで代金を決済する
- モバイルカード決済:商品やサービスの提供後に、スマートフォン/タブレットを使ってクレジットカードで代金を決済する
〇 確実に代金を回収できる
〇 その場で代金を回収できる(キャッシュフローが良くなる)
✕ 高額商品は買ってもらいづらい(機会損失が発生)
〇 確実に代金を回収できる
✕ 事前の代金の入金確認が必要で手間と時間を要する
〇 事前の代金の入金確認が不要
✕ 代金の未回収のリスク
〇 高額商品の購入率が上がる
〇 顧客単価が上がる
✕ 代金の入金までに時間を要する(キャッシュフローが悪化)
✕ 導入コストが高い
✕ 決済手数料が高い
〇 高額商品の購入率が上がる
〇 顧客単価が上がる
〇 初期費用、月額費用、決済手数料が安い(無料のサービスもあり)
〇 代金の入金までの時間が短い(最短翌営業日)
✕ 導入コスト、手数料が発生(だだし、従来のクレジットカード決済より割安)
一方で、従来クレジットカード決済は、一般的に導入コストが高額な上、決済手数料も高く、スタートアップ企業にはなかなか手が出せないことが多かった。また、現金決済と異なり、代金の入金まで時間を要するため、キャッシュフローが悪化するという課題もあった。
しかし、現在では、スマートフォンやタブレットにカードリーダーを取り付けることで、低コストでクレジットカード決済を利用できるサービスが登場し、急速に普及しつつある。決済代金を最短で翌営業日に入金してくれるサービスも登場し、クレジットカード決済の導入のハードルは大きく下がってきているのだ。
クレジットカードの利用シーンは確実に広がっており、導入コストの問題もクリアされつつある。スタートアップ企業も、ぜひクレジットカード決済の導入を積極的に検討するべきだろう。
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