アメリカン・エキスプレス法人カードの基本情報を解説!気になるメリット・デメリットは?

創業手帳

アメリカン・エキスプレス法人カードの基本情報や、メリット・デメリットをご紹介します

アメリカン・エキスプレス
キャッシュレスでの支払いや、経理業務の負担軽減につながるアイテムとして、「法人カード」が便利です。しかし、多くの法人カードがあるなかで、どれを選べばよいか迷われている経営者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、「アメリカン・エキスプレス」の法人カードを解説します。3種類ある法人カードの違いや基本機能、さらに保有するメリット・デメリットをまとめました。

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アメリカン・エキスプレスとは?


アメリカン・エキスプレスは、その名前が表すように、1850年にアメリカ・ニューヨークで誕生したクレジットカードブランドです。個人向けはもちろん、個人事業主・法人企業向けのクレジットカードも発行しており、あらゆる支払いの場面で使用できます。また、海外出張・旅行に便利な日本語サポートや、付帯サービスも充実しているなど、信頼性も兼ね備えたカード会社です。

アメリカン・エキスプレス法人カードの基本情報


アメリカン・エキスプレスの法人カードが気になる方は、基本機能からチェックしましょう。法人カードは、年会費の予算や付帯サービスなどを考慮した上で、計3種類から選択できます。また、クラウド会計ソフトとも連携が可能で、ショッピングとしての機能だけでなく、業務効率の面でもサポートを受けられます。

全3種類の法人カードを用意

アメリカン・エキスプレスでは、計3種類の法人カードが用意されています。「ビジネス・カード」、「ビジネス・ゴールド・カード」、「ビジネス・プラチナ・カード」の3つで、年会費・追加カードの枚数・付帯サービスなどに違いがあります。アメリカン・エキスプレスの法人カードを申し込む際には、予算や必要な機能に応じて選ぶようにしましょう

年会費

主な機能

ビジネス・カード

13,200円(税込)

・「クラウド会計ソフト freee」へのデータ連携

・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」月会費無料

ビジネス・ゴールド・カード

34,100円(税込)

・ビジネス・カードの機能

・クラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers」割引

・補助金・助成金検索サービス

ビジネス・プラチナ・カード

143,000円(税込)

・ビジネス・ゴールド・カードの機能

・ビジネス・プラチナ・カード・アシスト

・国内航空機遅延費用補償

クラウド会計ソフト「freee」と連携

アメリカン・エキスプレスの法人カードは、クラウド会計ソフトの「freee」とAPI連携をしています。法人カードを使用して支払いした際に、自動的に決済データが「freee」に反映されるため、会計業務の効率化に最適です。また、アメリカン・エキスプレスの法人カードをメインの支払方法にすることで、立替や経費精算の手間を省けます。

アメリカン・エキスプレス法人カードを保有するメリット


アメリカン・エキスプレスの法人カードは、日々の支払いによってポイントを貯めやすいほか、ポイントを使ってさまざまな商品に交換できる嬉しい特典があります。ほかにも、国内・海外の出張や旅行に便利な付帯サービスや、シェアオフィスをお得に利用できるメリットにも注目してみてください。

ポイントが貯まりやすい

アメリカン・エキスプレス法人カードを保有するメリットの1つ目は、「ポイントが貯まりやすい」ことです。3種類すべての法人カードで、決済金額に応じて「100円ごとに1ポイント(※一部加盟店を除く)」を貯められます。事務用品や出張先の宿泊費用、航空券など幅広い用途で法人カードによる決済を行い、お得にポイントを貯めたい方におすすめです。

貯めたポイントを500以上の商品のなかから交換できる

アメリカン・エキスプレス法人カードで貯めたポイントは、「500以上の商品と交換」が可能です。日用品・家電製品・ファッションなどさまざまなジャンルをラインナップしており、好みのアイテムを選べます。また、百貨店のギフトカードや商品券とも交換できるため、ポイントサイトのなかに欲しい商品がなくても有効に活用できます。

出張や旅行に便利な付帯サービス

出張や旅行に便利なサービス付帯も、アメリカン・エキスプレス法人カードのメリットです。最高5,000万円までの海外・国内旅行の傷害保険に対応しているほか、国内外の空港でラウンジを利用できます。ただし、それぞれのカードランクによって付帯サービスが異なる点に注意しましょう。

シェアオフィスをお得に利用できる

アメリカン・エキスプレスの法人カードを保有することで、シェアオフィスをお得に利用できるようになります。国内外にフレキシブルオフィスを提供する「WeWork」では、国内約30拠点の利用に関して、一定の割引を受けられます。また、都内を中心に全国200カ所以上ある「OFFICE PASS」は、法人カード会員向けに、最大10%オフ(通常月額税込:15,258円)で利用可能です。

アメリカン・エキスプレス法人カードのデメリット


一方、アメリカン・エキスプレス法人カードには、デメリットに感じる点もあります。他社では年会費が数千円の法人カードも提供されている一方、アメリカン・エキスプレスの年会費は高めに設定されています。さらに、ETCカードに年会費が必要であるほか、発行枚数に制限がある点にも気をつけましょう。

他社ビジネスカードよりも年会費が高い

アメリカン・エキスプレス法人カードは、他社の法人カードよりも「年会費が高め」です。3種類の法人カードは、最も安いビジネスカードでも年会費13,200円(税込)、最も高いプラチナカードに至っては年会費143,000円(税込)の費用がかかります。他社の年会費が安めの法人カードと比較して、機能は充実していますが、経費面を考慮する方にとってデメリットに感じるかもしれません。

ETCカードの保有に年会費が発生する

ETCカードを保有する際に、年会費が発生する点にも気をつけましょう。アメリカン・エキスプレス法人カードでは、ETCカードの新規発行は無料ですが、550円(税込)の年会費が発生します。また、発行枚数に関しても、基本カード会員は20枚まで、追加カード会員は1枚しか発行できません。

アメリカン・エキスプレス法人カードを発行するには?


アメリカン・エキスプレス法人カードの発行は、「個人事業主」、または「法人企業」を対象にしています。インターネットで発行申請したあと、入力した情報に基づき、審査が行われます。なお、審査期間は、通常約10日間ほどです。

アメリカン・エキスプレス法人カードの発行に必要な書類

「個人事業主」、または「法人企業」であるかによって発行に必要な書類が異なります。個人事業主の場合、運転免許証や住民票の写しといった「氏名・生年月日・現住所」が記載された本人確認書類を「2点」用意します。

一方、法人として申し込む際には、上記の本人確認書類2点に加え、法人確認書類として「商業登記簿謄本」と「登記事項証明書」が必要です。

まとめ

アメリカン・エキスプレスの法人カードは、クレジットカードとしての基本機能だけでなく、充実した機能も魅力的なカードです。年会費が高めである点はデメリットに感じる可能性がありますが、ポイントが貯まりやすいことや、国内外で利用できる付帯サービスを考慮すると、高い満足度を得られます。アメリカン・エキスプレス法人カードの加入を検討している方は、ぜひこの機会に発行してみてはいかがでしょうか。

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