宅急便のお得な法人サービスの4つのメリット

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荷物を効率的に発送できる!宅急便の法人サービス

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宅急便の基本サービス

「宅急便で荷物を送る」ということは、多くの人が一度は経験しているだろう。けれど、意外と知られていないのがその利用サービスだ。例えばプライベートで宅急便で荷物を一つ送ろうとすると、大半の人が直営店やコンビニ等の取扱店へ行き、その場で送り状を記入して発送の手続きをするのではないだろうか。

しかし実は、個人で荷物1つを発送する場合でも、荷物を自宅など指定の場所まで引き取りに来てもらう「集荷」を電話一本で依頼することができる。それどころか、送り状や梱包資材が手元になくても、集荷にあわせて依頼すると持ってきてもらえるのだ。

宅急便の個人利用と法人利用の違い

しかし、個人ではなく法人として利用する場合、さらに便利なサービスを利用できるという。ヤマト運輸リテール営業部の倉屋氏に詳しいお話を伺った。

「お荷物を定期的かつ継続的に出荷していただけるお客様については、運賃等の月払いができる未収契約でのお取り引きもさせていただいております。発送業務を効率的に行って頂けるための各種出荷支援サービスも無料でご提供しておりますし、出荷数量によっては運賃の割引が適用になる場合もございます。」

未収契約が便利な場面は多い。ぜひ一度コールセンターやセールスドライバー(SD)に問合せしてみてほしい。

宅急便の法人利用の4つのメリット

1.運賃の掛払いができる

発送の度に料金を支払うのではなく、1ヶ月分をまとめて後から支払うことが出来るようになる。経理処理が断然楽に。

2.発送伝票を簡単に発行&履歴管理

普段使っているPCとプリンターで、簡単に送り状を作成・印刷できるようになる。ヤマト運輸の提供する「ヤマトビジネスメンバーズ※」では、Webブラウザ上で送り状の発行ができ、配送状況の一括問合せや送付先情報のマスタ管理、請求書情報のデータ取得なども利用出来るので、業務全般が飛躍的に効率化する。(※ヤマトビジネスメンバーズは、未収契約を結んだ後に別途サービス利用登録が必要)

3.定時集荷に来てくれる

ある程度の出荷数を見込んでいれば、集荷依頼をしなくても曜日や時間帯などを指定し、決まった頻度で集荷に来てくれる。オフィスビルならSDがテナントを何度もまわっているケースが多いので、頻繁に寄ってもらえる可能性が高い。

4.実績に応じ単価が安くなる場合がある

発送数量の増加に伴い、運賃の割引が適用になる場合がある。ただし実績に基づくので、まずは定価に近い金額からのスタートが基本。あとは担当の営業所やSDと交渉しよう。

まずはコールセンターに電話

契約に関わるものも含め、基本的にはその地域の担当SDが窓口になるという。誰が担当なのかわからない場合は、まずはコールセンターに電話し契約の意思を伝え、SDに来てもらおう。

創業手帳編集部(ビズシード株式会社)でも早速法人契約をしてみた

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発足から早4ヶ月、創業手帳Webから日々たくさんの「創業手帳」の送付依頼を頂くようになってきた中、コンビニに大量の荷物を持ち込んだり伝票をもらいに行ったりしていた創業手帳編集部。今回ヤマト運輸さんに取材し法人契約のメリットを聞いたので、さっそく配達にきたSDさんを捕まえて法人契約をお願いした。

(SDさんによると、実は毎日ビルの他のテナントを集荷にまわっていたそう… 灯台下暗し!)

申し込みはとても簡単。申込書を貰って記入し、受理を待つだけ。これで創業手帳の発送業務がかなり楽になりそうだ。

(取材協力:ヤマト運輸株式会社)
(創業手帳編集部)

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