【12/22締切】令和8年度第1回公募「INPIT外国出願補助金」

subsidy

令和8年度第1回公募「INPIT外国出願補助金」のご案内です。

中小企業者等に対して、外国における発明(特許)、考案(実用新案)、意匠又は商標の権利化(出願手続)に要する費用の一部を補助することで、中小企業者等の国際的な知的財産戦略の構築を支援します。

既に日本国特許庁に対して行っている出願について、パリ条約に基づく優先権を主張して外国特許庁等へ出願するもの等が補助対象となります。

補助金額

1事業者あたり上限300万円。

1出願に対する上限は以下の通り
・特許出願:上限150万円
・実用新案登録出願、意匠登録出願、商標登録出願の各出願:上限60万円
・商標の抜け駆け対策の出願:上限30万円

令和8年度公募スケジュール(予定)

第1回:2025年12月1日~2025年12月22日
第2回:2026年3月2日~2026年3月23日
第3回:2026年6月8日~2026年6月29日
第4回:2026年9月7日~2026年9月28日


知的財産は企業が競争優位を築くための重要な資源であり、特許取得によって技術や製品を保護し、模倣品の流通を防ぐことで市場での地位を強化できます。

特許庁の調査では、知的財産を保有する中小企業は保有していない企業に比べて売上高営業利益率が高いことが示されており、収益性向上に寄与していることがわかります。

しかし海外特許の出願には高額な費用や制度の違い、外国語対応など多くのハードルがあり、国内特許だけでは海外での模倣品対策が不十分となる可能性があります。そのため企業は市場規模や競合動向、コストを総合的に考慮し、戦略的に海外特許を取得することが重要です。

令和7年度からは、特許庁が実施してきた「海外権利化支援事業」が改正により「INPIT外国出願補助金」として新たに展開され、中小企業の海外特許取得を後押しする制度が整備されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。


補助金ガイド

カテゴリ 公募
関連タグ 海外展開 知的財産権 補助金
補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度「産官学連携による自律型資源循環システム強靱化促進事業」補助金
令和6年度「産官学連携による自律型資源循環システム強靱化促進事業」のご案内です。 一般社団法人低炭素投資促進機構が実施する補助事業です。 以下の2つの取り組みを支援します。 補助事業 ①自動車・バッテ…
「SSの事業再構築・経営力強化事業(設備導入等支援事業)」補助金
一般社団法人全国石油協会は、令和4年度補正予算「SSの事業再構築・経営力強化事業(設備導入等支援事業)」について発表しました。 この事業は、揮発油販売業者等が行う、カーボンニュートラル社会に向けたSS…
「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型)」(4次締切分)交付決定事業者発表
2024年6月6日、「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型)」(4次締切分)の交付申請件数及び交付決定件数更新されました。 インボイス枠(インボイス対応類型)は、インボイ…
「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金(AKATSUKIプロジェクト)」
経済産業省は、2022年度「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金(AKATSUKIプロジェクト)」に係る補助事業者の公募(第2回)について発表しました。 若い人材の自主性を尊重しつつ、産学会…
「地域デジタル基盤活用推進事業」 計画策定支援・実証事業・補助金
総務省は「地域デジタル基盤活用推進事業」について発表しました。 「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体等によるデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援するものです。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集