創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年12月1日令和7年度補正予算案(中小企業・小規模事業者等関連予算)

中小企業庁は、令和7年度補正予算案(中小企業・小規模事業者等関連予算)について発表しました。
総額8,364億円、既存基金の活用を含め1兆円を上回る規模となっています。
成長投資支援
・中小企業成長加速化補助金の拡充【3,400億円の内数】
・大規模成長投資支援【4,121億円(新規2,000億円、既存2,121億円)】
生産性向上・省力化投資支援
・生産性向上の支援(生産性革命推進事業のうち、デジタル化・AI導入補助金、持続化補助金、事業承継・M&A補助金)【3,400億円の内数】
・革新的製品等開発や新事業進出支援【既存基金の活用(1,200億円規模)】
・省⼒化投資支援【既存基金の活用(1,800億円規模)】
伴走支援
・プッシュ型による伴走支援の体制強化等【376億円の内数】
取引適正化
・官公需も含めた価格転嫁・取引適正化の更なる徹底【7.6億円】
資金繰り支援
・信用保証制度におけるメニュー新設等【152億円】
・日本政策金融公庫等による資金繰り支援事業【40億円】
災害支援
・なりわい再建支援事業等による被災地域の復興支援【268億円】
・局激指定災害への支援拡充等【53億円の内数】
中小企業・小規模事業者向けの令和7年度補正予算案は、総額8,364億円、既存基金の活用を含め1兆円を上回る規模となります。
施策は6つの柱で構成されており、賃上げと人手不足対策を軸に、中小企業の飛躍的成長と持続的な生産性向上を後押しすることを目指しています。
成長投資系では、中小企業成長加速化補助金の拡充と、大規模成長投資支援が打ち出されています。これらは100億企業の創出を強く目指すものです。
また、中小企業生産性革命推進事業では、「デジタル化・AI導入補助金」
「持続化補助金」「事業承継・M&A補助金」の3つの補助金事業の名称が言及されています。「ものづくり補助金」「IT導入補助金」の名前は出てきていませんが、廃止されるのか「デジタル化・AI導入補助金」として統合されるのか、あるいはまた別の形なのかは現状は判別できません。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | 中小企業 中小企業庁 予算 予算案 令和7年度補正予算 小規模事業者 経済産業省 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都中小企業団体中央会は、令和7年の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の第1回募集について発表しました。 都内産業の活性化に向け、受注型中小企業の技術・経営基盤の強化を図るため、中小企業者等が…
2023年6月30日、JOINS株式会社は、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 JOINSは、地域中小企業向け副業・兼業プロ人材マッチングサービス「JOINS」を運営して…
2024年12月18日、株式会社Revitalizeは、総額約5500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Revitalizeは、中小企業支援特化型のコンサルティングプラットフォーム「ビジネ…
中小企業庁は「先端設備等導入制度による支援」について発表しました。 中小企業の生産性の向上に向けた取り組みを促進するため、市区町村の先端設備等導入計画の認定を受けた中小企業の設備投資を支援します。 「…
2023年7月11日、経済産業省は、令和5年度「中小企業地域経済政策推進事業費補助金(地域DX促進環境整備事業)地域デジタルイノベーション実証型」の採択事業者を発表しました。 地域の企業が抱える課題に…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…


