注目のスタートアップ

自治体向けスーパーアプリや本人確認サービスなどを手がける「ポケットサイン」が資金調達

company

2025年10月31日、ポケットサイン株式会社は、資金調達を発表しました。

これにより累計調達額は21.2億円となりました。

ポケットサインは、自治体向けスーパーアプリ「ポケットサイン」や、公的個人認証を活用した本人確認サービス、マイナポータルAPIとの接続を仲介する開発プラットフォーム「PocketSign MynaConnect」、ミニアプリ開発環境「PocketSign Platform」などを展開しています。

「ポケットサイン」は、公的個人認証(マイナンバーカード)に対応し、自治体の行政・地域サービスをひとつにまとめて提供するスマートフォン向けアプリです。防災、子育て、地域ポイント、アンケート、インフラ通報といった機能を提供でき、スーパーアプリとして活用できます。

今回調達した資金は、政府・自治体向けソリューションのさらなる加速化、民間市場への本格展開に活用します。


2025年9月末時点でのマイナンバーカードの保有枚数は約9900万枚で、人口の79.6%に相当します。運転免許証を上回る普及率となったことで、民間分野での活用が一段と注目されています。近年はオンライン化が進み、本人確認や電子契約の需要が高まっており、安全かつ利便性の高い身分証明手段が求められています。

マイナンバーカードはICチップを搭載しており、NFC対応のスマートフォンで読み取ることで各種証明書を電子的に利用できます。NFC対応端末の普及により、多くの利用者がマイナンバーカードを安全で利便性の高い身分証明として活用できる環境が整いつつあります。

ポケットサインは公的個人認証サービスを活用したアプリと開発基盤を提供し、行政・企業・市民を結ぶ次世代認証インフラの構築を目指しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB PocketSign Platform アプリ アプリ開発 スーパー ポケットサイン マイナンバー 個人 公的個人認証 本人確認 本人確認サービス 株式会社 自治体 認証 資金調達 開発基盤
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

膜タンパク質を標的とする医薬品創出を目指す「リベロセラ」が3億円調達
2021年8月5日、リベロセラ株式会社は、約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大鵬薬品工業株式会社の米国投資子会社であるTaiho Venturesです。 リベロセラは、Gタン…
高性能小型自動倉庫やロボットピックを中心とした自動化ソリューションを提供する「ROMS」が13億円調達
2025年9月8日、株式会社ROMSは、総額13億円の資金調達を発表しました。 ROMSは、EC・小売・物流事業者・FA向けに高性能小型自動倉庫とロボットピックを中心とした各種自動化ソリューションを提…
現代アートのサブスクリプション・サービス運営の「Casie」が1億円調達
2020年4月15日、株式会社Casieは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 現代アートのサブスクリプション・サービス「Casie(かしえ)」を運営しています。 国内外のアーティスト…
ワンストップ金融コンサルティングサービス「マネプロ」などを展開する「ブロードマインド」が「終活・相続サポートサービス」の提供を開始
2023年6月1日、ブロードマインド株式会社は、「終活・相続サポートサービス」の提供を開始することを発表しました。 ブロードマインドは、ワンストップ金融コンサルティングサービス「マネプロ」、資産運用・…
経営管理クラウド「Loglass」運営の「ログラス」が8,000万円調達
2020年7月8日、株式会社ログラスは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、次世代型経営管理クラウド「Loglass」の正式提供の開始もあわせて発表しました。 「Logl…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集