注目のスタートアップ

建築・整備工事分野の見積もりプロセスを自動化する「Prefab」が4150万円調達

company

2025年9月16日、株式会社Prefabは、総額4150万円の資金調達を発表しました。

Prefabは、建築・設備工事分野の見積もりのプロセスの自動化を実現するAIツールを開発・提供しています。

工事図面のPDFをアップロードすることで、図面上の部材をAIが認識し、数量拾いを完全自動化します。これにより見積もりプロセスの大幅な効率化を実現します。

今回調達した資金は、事業拡大や、他建設領域の業務効率化サービスの提供に向けた採用強化に活用します。


建築・設備工事分野の見積もり業務は、見積もり作成に必要なデータ収集やその入力において手作業が多く、1件あたりの工数が膨大になってしまうという課題を抱えています。

ほかにも、見積もり業務は担当者のスキルに左右される部分があり、顧客の信頼低下や再見積依頼につながっています。

また、近年は世界的なインフレや地政学リスクによって資材価格や労務費が高騰しており、見積もり段階での安定的な単価設定が困難になっています。

Prefabは、建築・整備工事分野の見積もり業務が抱える課題を解決するため、見積もりプロセスを自動化するAIツールを開発・提供しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Prefab ぎょうむ ツール プロセス 効率化 図面 工事 建築 整備 株式会社 自動化 見積 見積もり 資金調達 部材 開発 電気工事
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

伴走型DX支援を展開する「サイトスコープ」が「ピアラ」と資本業務提携
2023年2月3日、株式会社サイトスコープは、株式会社ピアラと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 サイトスコープは、デジタルマーケティングとシステム開発の2つを軸に、伴走型DX支援事業を…
【7月12日】起業家むけ「気になるニュースまとめ」
7月12日に出たニュースの中で、起業家が気になるニュースをまとめました 中小機構がスタートアップ支援のDNXベンチャーに40億出資 中小機構が米シリコンバレーと東京に拠点を置くベンチャーキャピタルのD…
LINEトーク上にECサイトを構築できる「BeSHOP」がリリース
2019年11月26日、ByteRoad株式会社は、「BeSHOP(ビショップ)」をリリースしたことを発表しました。 「BeSHOP」は、LINEトーク上にチャット・コマースを導入できるクラウド・サー…
医療介護マッチング・サービス運営の「KURASERU」が「前澤ファンド」から資金調達
2021年1月1日、株式会社KURASERUは、株式会社前澤ファンドから出資を受けたことを発表しました。 KURASERUは、退院後や在宅療養が困難な要介護者と介護施設をマッチングするサービス「KUR…
「クラフトバンク」が14.2億円調達 工事会社向け経営管理システム「クラフトバンクオフィス」を正式リリース
2023年9月6日、クラフトバンク株式会社は、総額14億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、工事会社向け経営管理システム「クラフトバンクオフィス」を正式リリースしたことも併せ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集