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2025年6月19日【懸賞金総額最大5000万円】「NEDO Challenge, Satellite Data -農林水産業を衛星データでアップデート!-」公募開始【7/31締切】

「NEDO Challenge, Satellite Data -農林水産業を衛星データでアップデート!-」のご案内です。
技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募る「NEDO懸賞金活用型プログラム」のひとつです。
今回のテーマでは、農林水産分野における新産業や新規ビジネスの創出を目指し、衛星データなどを活用して課題を解決するシステムの開発者に対して総額で最大5000万円の懸賞金を交付します。
衛星データを活用したソリューション開発としての対象テーマ
テーマ1:生産現場の課題解決に資する技術開発
衛星データなどを活用した農業・林業・水産業の生産現場における課題解決に資する技術開発を募ります。
例
・スマート農林水産業の実現に向けた技術開発(農機・林業機材・漁船の自動化、スマート灌漑管理システムなど)
・持続的な農山漁村の維持・向上に向けた基盤整備に資する技術開発(水路・林道をはじめとする生産現場のインフラ整備などの土木分野や防災分野での衛星活用技術など)
・食料安全保障の実現に向けた生産性向上に資する技術開発(土壌・生育予測、漁場予測、病害検知、鳥獣害対策など)
・生産活動や供給能力の安定化に資する技術開発(異常気象や気候変動対策など)
テーマ2:資源の管理・監視および物流の高度化に資する技術開発
衛星データなどを活用した農業・林業・水産業における資源管理・監視および国内外のサプライチェーンや輸出入などを含む物流の高度化に資する技術開発を募ります。
例
・自治体などが実施する現地確認業務や統計情報の作成の効率化に資する技術開発
・農林水産資源の把握・管理・監視業務の効率化に資する技術開発
・違法伐採、違法漁船、違法転用の監視業務の効率化に資する技術開発
・農林水産分野における各種交付金支払い業務の効果測定業務に資する技術開発
・海外の穀物主要生産地帯や木材の主要生産地帯における広域モニタリング技術の開発
・食料価格の安定化に資する価格予測システム
・木材のトレーサビリティ追跡技術の構築による、産地証明の発行システムの開発
・IUU(違法・無報告・無規制)漁業に対処するための、漁獲物の産地証明発行システムの開発
・輸入計画の最適化に向けた、国内の需要予測システムの開発
・漁獲物の販売価格の最大化に向けた、最適な卸売市場の提案システムの開発
懸賞金額
・1位1000万円、2位500万円、3位300万円(賞金総額最大5000万円)
・テーマ1、テーマ2の受賞者それぞれに交付します
・また上記の賞金とは別に、特別賞などを授与することがあります
スケジュール
・公募期間:2025年5月16日(金)~7月31日(木)
・1次審査(書類審査):2025年8月上旬~9月下旬
・システム開発およびメンタリング:2025年10月下旬~2026年5月中旬
・2次審査(ピッチコンテスト):2026年7月中旬
・懸賞金交付:2026年9月(予定)
農林水産業は、日本の食と地域経済を支える重要な産業ですが、現在さまざまな課題に直面しています。
たとえば、担い手不足、高齢化、気候変動、自然災害、低い収益性などの課題が挙げられます。こうした課題を解決する手段として、テクノロジーの活用が進められています。
なかでも衛星データは、広域性、継続性、客観性の3点において他のテクノロジーよりも優れていることから、今後のさらなる活用が期待されています。
たとえば、衛星データは国境や山岳地帯を越えて広範囲を一度に観測できるため、大規模農場・山林・遠洋漁業など、広域管理が必要なケースで力を発揮します。
ほかにも、衛星は定期的に同じ地点を観測するため、作物の生育推移、森林の変化、水温の変化を時系列として把握できます。
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