創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年12月18日令和6年度補正予算「事業承継・M&A補助金」

令和6年度補正予算「事業承継・M&A補助金」のご案内です。
中小企業の生産性向上、持続的な賃上げに向けて、事業承継に際しての設備投資や、M&A・PMIの専門家活用費用等を支援する補助金です。
「事業承継促進枠」
5年以内に事業承継を予定している場合の設備投資等に係る費用を補助します。
「専門家活用枠」
M&A時の専門家活用に係る費用(フィナンシャルアドバイザーや仲介に係る費用、表明保証保険料等)を補助します。
「PMI推進枠」
M&A後の経営統合(PMI)に係る費用(専門家費用、設備投資等)を補助します。
「廃業・再チャレンジ枠」
事業承継・M&Aに伴う廃業等に係る費用(原状回復費・在庫処分費等)を補助します。
社会全体の高齢化が進む中で、経営者の高齢化も加速しています。このような状況では、経営者の引退が増えることが予想され、事業承継に関する適切な取り組みがますます重要になっています。
事業承継が進まない場合、これまで積み上げてきた貴重な経営資源やノウハウが失われ、経済全体に損失を与える可能性もあります。そのため、中小企業が持つ経営資源を次世代へとしっかり引き継ぐことが必要です。
中小企業庁が発行した「2022年版 小規模企業白書」によると、後継者不在率は2017年に66.5%でピークに達したものの、その後はわずかに減少傾向にあります。それでも2021年時点で61.5%と高い水準にあることから、事業承継は引き続き重要な課題であるといえます。
「事業承継・M&A補助金」は、令和6年度補正予算で措置される、事業承継やM&Aの実施を支援する補助金です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | M&A PMI 事業承継 事業承継・M&A補助金 再チャレンジ 助成金 専門家 廃業 引き継ぎ 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「IT導入補助金2025」のご案内です。 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補…
公益財団法人PwC財団は「助成事業2025年度秋期」の公募を開始しました。 公益財団法人PwC財団は、長期的な視点で持続可能な社会を実現するため、時代に即した重要な社会課題に対して、最先端の技術や従来…
事業や会社を譲り渡したい中小事業者と事業を譲り受けたい承継希望者をweb上でマッチングさせる、事業承継マッチングプラットフォーム「relay」で注目なのが、齋藤 隆太さんが2020年1月に創業した株式…
2022年10月11日、中小革新基盤株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、シヤチハタ株式会社、霞ヶ関キャピタル株式会社などです。 中小革新基盤は、永続的な保有を前提とした事業承…
2025年4月21日、国土交通省観光庁は、令和7年度「持続可能な観光推進モデル事業」の公募について発表しました。 「日本版持続可能な観光ガイドライン」(JSTS-D)の実践や国際認証の取得等を通じたモ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

