注目のスタートアップ

M&Aマッチングプラットフォームを運営する「M&Aナビ」 株主として金融機関グループ4社が新たに資本参画

company

2024年12月2日、株式会社M&Aナビは、とちぎんキャピタル&コンサルティング、南都キャピタルパートナーズ、みずほキャピタル、りそなキャピタルの4社が新規株主として参画したことを発表しました。

M&Aナビは、M&Aマッチングプラットフォーム「M&Aナビ」を運営しています。

譲渡したい会社・事業を匿名で掲載し、買手候補を募ることができるサービスです。

買手候補とのマッチング以外にも、秘密保持契約書の差し入れや質疑応答など、M&Aにおいて必要となる作業をオンラインで行うことができます。

また、売手・買手以外にも、公認会計士・税理士・M&A仲介会社など専門家の登録も可能であり、プラットフォームを通じてM&A支援に携わることが可能です。

今回のパートナーシップの強化により金融機関との連携をさらに深め、地域経済の発展に貢献していきます。


国内企業の99.7%を占める中小企業は、日本経済を支える重要な存在です。しかしながら中小企業の半数以上が60歳以上の経営者によって率いられており、高齢化が進んでいます。

中小企業の経営者の引退年齢の平均は67歳~70歳程度といわれており、高齢化の進む中小企業経営者の引退に伴う廃業が増加することが予測されているため、事業承継の取り組みは国内経済における課題のひとつとなっています。

こうした中、事業承継の方法のひとつとして、M&Aの注目が高まっています。

経済産業省「2023年度版中小企業白書・小規模企業白書」によると、2011年のM&A件数は1687件だったのですが、2022年には4304件と大幅に増加しています。

このような状況下で、複雑で専門知識を必要とするM&Aを円滑に進めるため、ノウハウを持った仲介会社やマッチングプラットフォームなどのニーズが高まっているのです。

M&Aは財務基盤の強化やEXIT戦略としても重要です。M&Aを成功させるには、早期から戦略を立て、企業の基盤を整備することが重要だといわれています。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB M&A M&Aナビ プラットフォーム マッチング 中小企業 事業承継 匿名 株式会社 資金調達
事業承継手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

交通領域カーボンクレジット認証DMRVソフトウェアを開発する「Spatial Pleasure」が資金調達
2023年5月9日、株式会社Spatial Pleasureは、資金調達を実施したことを発表しました。 Spatial Pleasureは、エリアの脱炭素化に寄与する交通事業者に対し、カーボンクレジッ…
「第37回 中小企業優秀新技術・新製品賞」(11/29締切)
「第37回 中小企業優秀新技術・新製品賞」の募集のご案内です。 公益財団法人りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社は、中小企業の技術を振興し、国内産業の発展に寄与することを目的に、「中小企業優秀新技術…
超電導磁気センサーを用いた電磁探査技術を提供する「超電導センサテクノロジー」に「住友商事」が出資
2023年9月4日、住友商事株式会社は、超電導センサテクノロジー株式会社に出資したことを発表しました。 超電導センサテクノロジーは、超高感度の超電導磁気センサーを用いた電磁探査技術を提供しています。 …
AI解析プラットフォーム「Wisbrain」を提供する「Ultimatrust」が7.6億円調達
2023年1月6日、Ultimatrust株式会社は、総額7億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ultimatrustは、AI解析プラットフォーム「Wisbrain」を開発・提供…
スマホARゲームを開発する「CoilSite」が2,000万円調達
2022年9月5日、株式会社CoilSiteは、2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CoilSiteは、スマートフォン向けARゲームを開発しています。 拡張現実を用いた高い没入感、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集