創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年8月30日地方創生事業のプロデュースを展開する「さとゆめ」が1.5億円調達
2024年8月29日、株式会社さとゆめは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
さとゆめは、地方創生分野における伴走型コンサルティング事業を展開しています。
全国50以上の地域で、計画策定から、事業の立ち上げ、運営までを手がけています。
今回の資金は、地方での人材不足解消を目的とした新規事業の立ち上げや、未開拓地域への地方創生コンサルティングの拡充などに充当します。
日本では少子高齢化と東京一極集中が深刻な課題となっており、とくに地方では若年層が首都圏へ流出することで、税収や人口が減少し、地域社会全体が衰退する懸念があります。過疎化が進むと地域の生産能力が低下し、住民の生活維持が難しくなるため、地方の活力を取り戻すことが急務となっています。
この状況に対応するため、地方創生の取り組みが推進されています。地方創生の目的は、少子高齢化に対応し、地方への人口流入を促進することで、地域社会の持続可能性を確保することです。具体的には、地方の魅力を高める施策や、都市と地方を結ぶ新たな交通インフラの整備、地方での新規事業の支援、若者や子育て世代が定住しやすい環境の整備など、さまざまな取り組みが進められています。
さとゆめはこの地方創生の領域で、伴走型コンサルティング事業を展開しています。
これまで、JR東日本グループとの協業により、奥多摩町・青梅市において、無人駅の駅舎などをホテルのフロントやロビーとして活用し、沿線集落の空き家をホテルとして展開する「沿線まるごとホテル」や、山梨県小菅村において、“700人の村がひとつのホテルに。”をコンセプトとする「NIPPONIA小菅 源流の村」などの事業創出に取り組んでいます。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB コンサルティング さとゆめ プロデュース 伴走 地域 地域活性化 地方 地方創生 新規事業 株式会社 沿線まるごとホテル 自治体 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年6月16日、ネクストミーツ株式会社は、約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 代替肉の研究開発や、代替肉製品の企画・製造、EC事業、Webメディアの運営などを展開しています。 2…
2023年12月15日、株式会社レストアビジョンは、資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、シリーズA総額で18.7億円の資金調達を完了しました。 レストアビジョンは、慶應義塾大学医学部と…
2021年11月1日、Ghoonuts株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ニューロサイエンス(神経科学)によって人間の能力を向上させる技術を開発しています。 集中力の向上や、スポーツ・…
2023年3月15日、DRONE FUNDは、3号ファンドを通じてSORA Technology株式会社に出資を実行したことを発表しました。 SORA Technologyは、ドローンを中心としたエア…
2022年8月9日、シフトプラス株式会社は、「IAM」をリリースしたことを発表しました。 「IAM」は、NTTコミュニケーションズ株式会社と共同開発した、マイナンバーカードを使用した本人確認や電子署名…
大久保の視点
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…