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2024年8月1日中高生向けキャリア探究サービスを運営する「RePlayce」に「積水ハウス投資事業有限責任組合」が出資
2024年7月31日、株式会社RePlayceは、積水ハウス投資事業有限責任組合から出資を受けたことを発表しました。
RePlayceは、RePlayceは、中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部」や、通信制高校サポート校「HR高等学院」(2025年4月開講予定)を運営しています。
「はたらく部」は、放課後に、社会人コーチや仲間と「社会や自分」について考えを深め、「はたらく」ことについて学べるオンラインキャリア探究サービスです。
「積水ハウス投資事業有限責任組合」は積水ハウス株式会社と、積水ハウス イノベーション&コミュニケーション株式会社が「住まいと暮らし」を軸に社会課題の解決に向けたオープンイノベーションのさらなる推進を目的に設立したCVCです。今回の出資は、第1号案件となります。
積水ハウスグループとの連携により、中高生向け教育プログラムの競争を検討し、建設業界・建築業界の魅力を訴求し、多様な人材の輩出を目指します。
今回の資金調達により、コンテンツ開発、企業と連携したプログラム開発、「HR高等学院」の運営を行うための基盤整備を進めます。
テクノロジーの急速な発展は、社会や産業に大きな変革をもたらしています。そして今後もテクノロジーは進化を続け、社会は予測不可能な形で発展していくと考えられます。同時に、気候変動、災害、国際紛争など世界情勢も劇的に変化しており、予測困難な時代が一層進行しています。
こうした状況下で、企業は短期的な営利追求だけでなく、社会への影響を考慮した経営戦略を進めることが求められています。経済界のこのような変化に伴い、必要とされる人材像も変化しています。この新たな時代に対応するため、学校教育も大きな変革の最中にあります。
その一環として、学習指導要領が大幅に改訂されました。小学校では2020年度から、中学校では2021年度から、高等学校では2022年度から、新しい学習指導要領に基づく教育が全面的に実施されています。この変革により、「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」に変更され、他の教科・科目・活動においても探究学習が導入されました。
探究学習では、単なる知識の習得にとどまらず、課題解決能力や批判的思考、コミュニケーション能力などの育成が重視されます。これにより、学生は社会の複雑な問題に対処する力を身につけ、将来の不確実性に対応できるようになります。
このような状況下で、社会をより広い視点で知りたいというニーズが高まっています。たとえば、グローバルな視点からの学び、異文化理解、テクノロジーの倫理的側面の理解などが求められています。これにより、学生は多様な視点を持ち、複雑な社会問題に対して柔軟かつ創造的に対応できる力を養うことが期待されています。
この新しい教育の潮流は、未来の社会に貢献するリーダーやイノベーターを育成するための重要な基盤となっています。教育機関や企業、地域社会が連携し、次世代の人材育成に取り組むことが、持続可能な社会の実現に向けた鍵となるでしょう。
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