注目のスタートアップ

AI需要予測により食品廃棄ゼロを目指す「WonderPalette」が2,100万円調達

company

2024年7月31日、株式会社WonderPaletteは、2,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。

WonderPaletteは、食品業界に特化したAI需要予測SaaS「Wonder予測AI」を開発しています。

食品業界の需要予測をAIによって行うことで、予測工数の大幅削減、属人化解消、予測精度向上を実現します。

主な特徴は以下の通りです。
・各商品の特徴や売上に相関の高い要因を自動で特定
・企業・商品ごとに予測モデルとパラメータを自動調整
・季節商品や新商品の需要予測に対応する高度なAIモデル

今回の資金は、「Wonder予測AI」の開発と組織拡大に充当します。


商品の需要予測はさまざまな業界で重要な要素のひとつとして認識されています。

需要予測は、在庫管理の適正化、生産計画の効率化、サプライチェーンの管理、マーケティング戦略、財務計画など、さまざまな業務に影響を与えます。

もし適切な需要予測が行えていない場合、大きな損失が発生することになります。

とくに賞味期限という特性を持つ食品業界では、需要予測の精度が重要です。しかし食品需要は気候や広告宣伝などの変動要因を受けやすいことから予測が難しく、需要予測に誤差をもたらします。これによって、過剰供給が発生し、食品ロスの要因となっています。

WonderPaletteはこの課題の解決のため、食品業界に特化したAI需要予測SaaS「Wonder予測AI」を開発しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB WonderPalette Wonder予測AI 株式会社 資金調達 需要予測 食品 食品業界
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

社内規程SaaS提供の「KiteRa」が4,000万円調達
2019年12月4日、株式会社KiteRaは、総額約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 就業規則や社内規程をWeb上で自動作成・運用できるSaaS「KiteRa(キテラ)」を提供し…
「kintone」を活用したシステム開発などを展開する「ジョイゾー」が「八芳園」と業務提携 伴走型DX支援を推進
2022年6月22日、株式会社ジョイゾーは、株式会社八芳園と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 ジョイゾーは、サイボウズが提供する「kintone」のアプリ開発支援などにより顧客の課題解決を…
「トクイテン」が資金調達 さまざまな農作業を自動化する農業ロボット「ティターン」を発表
2022年12月14日、株式会社トクイテンは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、農業ロボット「ティターン」も併せて発表しています。 「ティターン」は、AIや遠隔制御によってさまざまな農作業…
サイバー・セキュリティの「Flatt」が2.2億円調達
2019年7月11日、株式会社Flattは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 東大発スタートアップで、サイバー・セキュリティ事業を展開しています。 現在は、Webアプリ…
遠隔医療Ai技術開発の「miup」が1億円調達!
2018年11月5日、miup株式会社は、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 miupは、2015年から、AIやICTを活用した遠隔医療基礎技術の開発の取り組んでいます。 これまで、問診…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集