注目のスタートアップ

バーチャルヒューマンのプロデュースやバーチャルヒューマンに関する基礎技術の研究開発などを行う「Aww」が9.6億円調達

company

2024年7月8日、株式会社Awwは、総額9億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Awwは、「imma」「plusticboy」「Ria」など複数のバーチャルヒューマンのプロデュースや、バーチャルヒューマンに関する基礎技術の研究開発、メタバース領域やバーチャルファッション関連でのビジネス展開などを行っています。

また、AI研究も行っており、サンフランシスコのグローバルパートナーと共に、バーチャルヒューマンとAIの融合を行い、コンテンツ制作の自動化・提供を実現しています。


バーチャルヒューマンとは、フォトリアルな3DCGによって構築される人間に限りなく近い見た目をしたデジタルキャラクターのことです。

人工知能、音声合成、動画生成、音声・画像認識、自然言語処理などの技術を応用することで、人間と変わらないような言動を実現し、さまざまな領域で人間の代替としての活用が見込まれています。

たとえば、エンターテインメントや広告業界における撮影での人材、小売店やECにおける接客スタッフなどでの活用が期待されています。

バーチャルヒューマンを採用するメリットとしては、人件費の削減、精神的負荷のかかる業務の代替、理想的なモデルを採用できること、人間特有のトラブルの抑制などが挙げられます。

Awwがプロデュースするバーチャルヒューマン「imma」は、2018年にデビューした、アジア初のバーチャルヒューマンです。Instagramのフォロワー38万人、TikTokは46万人を超え、インフルエンサーとしてグローバルに活躍しています。さまざまな企業のPRキャラクターとして起用されています。

またAwwは、AIを活用することで完全に自動化されたバーチャルヒューマンの作成を目指しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Aww BtoB imma plusticboy Ria エンターテインメント コンテンツ制作 バーチャル バーチャルヒューマン メタバース 基礎技術 対話 株式会社 研究開発 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

法人・自治体向けEV導入支援事業などを展開する「REXEV」が「NTT西日本グループ」と資本・業務提携
2022年7月20日、株式会社REXEVは、西日本電信電話株式会社・NTTビジネスソリューションズ株式会社と、資本および業務提携について合意したことを発表しました。 REXEVは、法人・自治体向けEV…
特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品プラットフォームを手がける「デイブレイク」が20億円調達
2023年7月19日、デイブレイク株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 デイブレイクは、特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と、高品質冷凍商品のプラットフォームの運営を行っ…
製造業向けナレッジマネジメントプラットフォーム「blooplinter」の開発などを行う「LIGHTz」と「豊田通商」が資本業務提携
2023年7月26日、株式会社LIGHTzは、豊田通商株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 LIGHTzは、中小製造業向けDXツール「ものづくりコネクト」(旧:Pincy Park)…
精神疾患向けのVRを活用した治療手法を開発する「BiPSEE」が2.5億円調達
2021年10月7日、株式会社BiPSEEは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 VR技術と医学的エビデンスにもとづいた、精神疾患治療向けの「VRデジタル治療薬」を開発して…
子供向けSTEAM教材開発の「ワンダーラボ」が2.5億円調達
2020年7月29日、ワンダーラボ株式会社は、2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社小学館です。 ワンダーラボは、STEAM教育領域において、思考力育成アプリ「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集