注目のスタートアップ

エンジニア向け生成AIアプリケーション開発・運用基盤を提供する「Teammate」が約6,260万円調達

company

2024年5月16日、Teammate Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:大塚 智哉)は、40万USドル(約6,260万円)の資金調達を実施したことを発表しました。

Teammateは、エンジニア向け生成AIアプリケーション開発・運用プラットフォーム「Teammate AI Services」を開発・提供しています。

生成AIを自社製品や業務プロセスに迅速かつ安全に組み込み、継続的な精度向上を可能とするエンジニア向けツールです。

今回の資金調達により、グローバル展開での最初の営業拠点として東京オフィスの開設を予定しています。また、日本法人の設立も準備中です。

そのほか、AI開発者コミュニティの発展や、AI技術のオープンソース化にも投資します。


生成AIとは、自然文による命令により、テキスト・画像・音などのデータを生成するAIのことです。

OpenAI社が発表したAIチャットボットChatGPTは、質問への回答、テキストの要約、企画書・小論文の執筆、プログラミングなどさまざまなタスクを実行する汎用性を持ち合わせています。

このChatGPTはイノベーションをもたらすものとして世界的に高い注目を集め、生成AIはAIの一分野として大きく成長しており、今後もさらに成長していくことが想定されています。

生成AIは、こうした状況下で企業での活用が進められており、業務効率化だけでなく、サービスやプロダクトへの組み込みも進められています。

一方で、生成AIは個別の企業に最適化されたものではないため、企業で活用するには最適化やカスタマイズ、その後のメンテナンスなども必要となっています。こうした中で、生成AIの領域では企業向けに利用しやすい特徴を備えた生成AIや、生成AIを活用するための開発基盤などが登場し、企業での活用を促進する環境整備が進められています。

最新技術の導入により、業務を大幅に効率化できる可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、システム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Teammate Teammate AI Services アプリケーション エンジニア プラットフォーム 基盤 生成AI 運用 開発 開発基盤
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

成果報酬型テレアポ代行サービスなどを展開する「ディグロス」が1億円調達
2024年3月19日、株式会社ディグロスは、株式会社商工組合中央金庫からポジティブ・インパクト・ファイナンスによる1億円の資金調達を行いました。 ディグロスは、成果報酬型テレアポ代行サービスと、テレマ…
内視鏡の画像診断支援AIを開発する「AIメディカルサービス」が80億円調達
2022年4月26日、株式会社AIメディカルサービスは、総額80億円の資金調達を実施したことを発表しました。 がん関連病変の内視鏡検査で、専門医の診断を支援するAIシステムを開発しています。 2022…
運転代行マッチング・プラットフォーム「AIRCLE」運営の「Alpaca.Lab」が7,000万円調達
2020年3月9日、株式会社Alpaca.Labは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 運転代行マッチング・プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」を開発・運営しています…
AIデータプラットフォームを提供する「FastLabel」が4.6億円調達
2022年8月10日、FastLabel株式会社は、総額4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 FastLabelは、AIデータプラットフォーム「FastLabel」を提供していま…
総合的な金融サービスを提供する資産運用コンサルティング会社「Japan Asset Management」が「NEC」と資本業務提携
2023年9月7日、株式会社Japan Asset Managementは、日本電気株式会社(NEC)と資本業務提携したことを発表しました。 Japan Asset Managementは、総合金融サ…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集