令和6年度「グローバル産地づくり推進事業のうち規格・認証を活用した加工食品の輸出環境整備事業」2次公募

subsidy

農林水産省は、令和6年度「グローバル産地づくり推進事業のうち規格・認証を活用した加工食品の輸出環境整備事業」の実施について、事業実施候補者を追加公募(2次公募)を行うことを発表しました。

農林水産物・食品の輸出額目標の達成に向けて、JFS規格の国内外でのステータス向上を図り、食品関係事業者等が当該規格の認証を取得しやすい環境を整備する必要があります。このため、輸出先として有望な東アジア・東南アジア地域をターゲットにしたJFS規格の認知度向上を図る取組等に対し支援します。また、JFS規格の認証取得に向かう地ならしとしての人材育成の取組を支援します。

対象事業

「JFS規格の認証取得に向けた人材育成研修」
輸出潜在力の高い国内の中小事業者のJFS規格認証取得に向かう地ならしとして、HACCPを含めた食品衛生や食品安全マネジメントに関する知識等を事業者に定着させるため、人材育成の研修会の開催を支援する。

公募期間

2024年2月29日(木)~2024年3月13日(水)


JFS規格は、一般財団法人食品安全マネジメント協会によって運営される国際認証制度で、食品の安全管理に対する取り組みを認証するものです。2016年に初めて公開されました。

他の多くの国際規格は英語で書かれたガイドラインに依存していますが、JFSは日本の枠組みから生まれた規格であり、要件やガイドラインが日本語で提供されています。これにより、内容が理解しやすいという特徴があります。

2021年6月1日からは、原則としてすべての食品事業者にHACCP(ハサップ)に基づいた衛生管理が義務付けられました。JFSはHACCPの衛生管理手法に基づいており、そのため、HACCPの導入と共にJFS規格を取得する事業者が増加しています。

国内市場が人口減少によって縮小する中で、食品関連は新たな市場として海外市場に注目しています。

食品・農林水産物の輸出にあたっては、他国の安全基準や規制に対応する必要があります。JFS規格はこうした輸出に対応するための規格として、さらなる普及が期待されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ HACCP JFS グローバル産地づくり推進事業のうち規格・認証を活用した加工食品の輸出環境整備事業 助成金 海外展開 補助金 輸出 農林水産物 食品
詳細はこちら

令和6年度グローバル産地づくり推進事業のうち規格・認証を活用した加工食品の輸出環境整備事業の追加公募(2次公募)について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ベトナムで事業者向け食材Eコマースを展開する「KAMEREO INTERNATIONAL」が12億円超調達
2024年12月9日、KAMEREO INTERNATIONAL PTE. LTD.(代表取締役: 田中卓、本社: シンガポール)は、総額12億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 KAMER…
【5/20締切】「小規模事業者持続化補助金」第16回公募
「小規模事業者持続化補助金」第16回公募のご案内です。 小規模事業者自らが作成した持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組(例:新たな市場への参入に向けた売り方の工夫や新たな顧客層…
【農林水産省】令和7年度「野菜種子安定供給対策事業」公募
農林水産省は、令和7年度「野菜種子安定供給対策事業」の公募について発表しました。 厳しい環境の中、世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にするため、野菜種子の安定供給に資…
越境ECの小物輸入貨物のワンストップソリューションを展開する「エスポリア」が5.22億円調達
2023年10月11日、株式会社エスポリアは、総額5億2,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エスポリアは、越境ECビジネスをサポートするため、輸入業、輸出業、倉庫業を展開しています。…
クラウドファンディング構築SaaS「ENjiNE」が経済産業省「IT導入補助金2021」の対象ツールに採択
2021年9月9日、株式会社Relicは、提供する「CROWDFUNDING NETWORK Powered by ENjiNE」が、「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金(通称:IT導入補助…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集