注目のスタートアップ

オンラインで弔電・香典を送ることができるプラットフォーム「itowa」を提供する「Swell」が資金調達

company

2024年2月20日、株式会社Swellは、総額9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Swellは、お悔やみプラットフォーム「itowa(いとわ)」と、お祝いやお悔やみの場面における花のオーダーサービス「はなテック」を提供しています。

「itowa」は、「itowa」で作成された訃報ページから、オンラインで弔電・香典・供物・供花を手配することができるプラットフォームです。

喪主・葬儀社の参加者リスト管理、返礼品手配といった葬儀に関する負担を軽減することができます。

葬儀社の導入費用は無料で、香典・供物・供花の販売額に応じた手数料を徴収するモデルを採用しています。

今回の資金は、機能開発の強化、サポート人材の採用に充当します。


日本では高齢化の進行により年間死亡者数が増加傾向にあります。

死亡者数の増加によって葬儀関連市場は安定成長が見込まれています。

一方で、家族葬などの小規模な葬儀へのシフト、デジタル化・オンライン化への対応など大きな環境の変化にも直面しています。

こうした中で、喪主・葬儀社と参列者の双方の負担を軽減するサービスや仕組みが注目されています。

コロナ禍では遠隔で弔意を示すことができるオンラインサービスがいくつか登場しました。

これまでも遠方の関係者が弔意を示す方法として弔電や供花がありましたが、これらの手配は意外と手間がかかります。また、喪主に事前に連絡をしたりしなくてはならないという精神的な負担があるほか、喪主側もこうした連絡にその都度対応しなくてはならないという問題を抱えています。

「itowa」は、訃報ページの作成と弔電・供花などを手配できる機能により、喪主・葬儀社の手間軽減と、関係者がより弔意を示しやすい環境を実現しています。

事業の拡大のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB itowa Swell いとわ オンライン お悔やみ プラットフォーム 冠婚葬祭 喪主 弔電 株式会社 葬儀 葬儀社 訃報 資金調達 香典
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラフトビールの定期便「Otomoni」やクラフトビールの流通支援を手がける「Brewtope」が2億円調達
2025年4月22日、Brewtope株式会社は、約2億円の資金調達を発表しました。 Brewtopeは、クラフトビールの定期便「Otomoni」、クラフトビールのコレクションアプリ「BEER BOO…
経済的な支援策をまとめた情報サイト「POTETO コロナ対策特集」のLINE@(β版)がリリース
2020年6月8日、株式会社POTETO Mediaは、「POTETO コロナ対策特集」のLINE@(β版)をリリースしたことを発表しました。 「POTETO コロナ対策特集」は、新型コロナウイルス感…
BtoB向け木材プラットフォーム「eTREE」を手がける「森未来」が2.6億円調達
2025年1月28日、株式会社森未来は、総額2億6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 森未来は、「Sustainable Forest」(持続可能な森林)をミッションに掲げ、木材流通の…
観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」や「ルーラNFT」を提供する「ルーラ」が資金調達
2022年9月15日、株式会社ルーラは、資金調達を実施したことを発表しました。 ルーラは、観光特化型デジタル通貨「ルーラコイン」と「ルーラNFT」を提供しています。 「ルーラコイン」は、全国の観光地で…
乳幼児向けD2Cライフスタイルブランド「the kindest」を展開する「MiL」が5.5億円調達
2023年1月13日、株式会社MiLは、総額5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MiLは、D2Cライフスタイルブランド「the kindest(カインデスト)」を展開しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集