創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月30日令和6年度「農業支援サービス事業育成対策」補助金

2024年1月25日、農林水産省は、令和6年度「農業支援サービス事業育成対策」について発表しました。
農業支援サービス事業体の新規参入及び既存事業者による新たなサービス事業の育成・普及を加速化させるため、新規事業立上げ当初のビジネス確立を支援することを目的とします。
概要
新規事業立ち上げ当初のニーズ確保や人材育成に要する以下の取り組みを支援。
・ビジネス確立のためのニーズ調査やサービス提供の試行・改良
・デモ実演等に必要な機械・システムの改修やデータ収集
・サービスの提供に必要な専門人材の育成(研修費等)等
補助金
上限1,500万円(補助率・定額)
公募期間
2024年1月25日(木)~2024年2月21日(水)23:59まで
農業支援サービスとは、農業者に対して提供される各種サービスのことです。
さまざまな種類がありますが、近年はテクノロジーが急速に発展し、いわゆるスマート農業技術を活用した、農業作業の代行や、ドローンなどの最先端農業機器をレンタルなどで提供するもの、農業関連データを分析しソリューションを提案するものなど、より多様で高度なものが登場しています。
国内の農業は、高齢化による生産性の低下、少子化による労働力不足・後継者不足、気候変動への対応、環境対策、食料自給率への向上など複数の深刻な課題を抱えています。
これらの課題を解決するにはテクノロジーの活用が重要であるとされており、実際にスマート農業を実践する農家において効果があることが確認されています。
しかし、大多数の農業経営者はテクノロジーに関する知識が不足しており、スマート農業でどのような課題を解決できるのか、どれほどの効果があるのか、どういった技術を導入すれば良いのかなど複数の問題に直面しています。
農業支援サービスとその事業者は、こうした農家に向け、多様な解決策を提示するものとして重要であり、農林水産省は、その普及や成長を支援しています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 令和6年度 助成金 育成 補助金 農林水産省 農業支援サービス 農業支援サービス事業育成対策 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
令和5年度「未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金(AKATSUKIプロジェクト)」のお知らせです。 「AKATSUKIプロジェクト」は、優れたアイデア、技術を持つ若い人材(クリエイター)を発…
「農業参入フェア2024(大阪会場)」のご案内です。 農林水産省と日経ビジネスは、法人の農業参入を促進するため、大阪市内において2024年11月18日(月曜日)に、農業参入を希望する法人と法人を誘致し…
2023年10月5日、中小企業庁は、令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」4次募集の補助事業者を採択したことを発表しました。 2023年9月15日を締切として応募のあった案件につ…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「LED照明等節電促進助成金」の公募について発表しました。 製造業を営む中小企業者等が、節電のための計画を策定し、その計画に必要な設備(LED照明器具、デマンド監…
2023年6月5日、観光庁は、「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の2次公募を開始したことを発表しました。 本格的な再開が見込まれるインバウンドの地方誘客や観光消費の…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…