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2024年1月25日令和6年度「畜産環境対策総合支援事業(令和5年度補正予算(第1号))のうち畜産堆肥流通体制支援事業」実施主体の公募
2024年1月23日、農林水産省は、令和6年度「畜産環境対策総合支援事業(令和5年度補正予算(第1号))のうち畜産堆肥流通体制支援事業」実施主体の公募について発表しました。
「食料安全保障強化政策大綱」や「みどりの食料システム戦略」において、温室効果ガスの排出削減や化学肥料の使用量低減等を推進していく中、持続的な畜産物生産に向け、「堆肥の高品質化、ペレット化、堆肥を用いた新たな肥料の生産、広域流通による循環利用システムの構築」を推進することを目的とします。
畜産農家等における好気性強制発酵による堆肥の高品質化など環境負荷低減の取組に対する理解醸成を図るための検討会の開催、情報発信、畜産農家等が高品質堆肥の流通等に取り組むにあたっての現状や課題を分析・把握するためのコンサルタントによる改善指導等の取組を支援します
公募期間
2024年1月23日(火)~2024年3月15日(金)
国内の畜産・酪農が直面している課題には、飼料価格の高騰、環境負荷、糞尿の処理などがあります。
家畜が排出する糞尿は、適切に処理をしなければ、家畜たちの健康に影響を与えるような環境の悪化、周囲環境の汚染などにつながるため、適切な処理が求められます。
糞尿は農業などで利用できる肥料のもととなりますが、現状は、そのすべてが肥料として有効活用されているわけではありません。これは堆肥化にコストがかかる、堆肥の供給が多く需要を上回っている、流通体制が整備できていない、といった複数の理由があります。
しかし近年は、海外情勢の変化によって肥料価格が高騰しており、国産肥料への注目が高まっています。
したがって、畜産堆肥を有効活用し、同時に国内資源の肥料利用拡大を進める取り組みが重要です。
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