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2023年12月27日オンライン不動産直接買取サービス「すむたす売却」などを手がける「すむたす」が13億円調達

2023年12月27日、株式会社すむたすは、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。
すむたすは、オンライン不動産直接買取サービス「すむたす売却」や、仲介手数料が無料のリノベーションマンション特化型の販売サービス「すむたす直販」を展開しています。
「すむたす売却」は、査定アルゴリズムによって買取価格を提示し、直接買取によって最短2日での売買契約と現金入金を実現するオンライン不動産買取サービスです。
首都圏での成功を踏まえ、関西エリア・東海エリアで新たにサービス展開をスタートしています。
日本の住宅市場では中古住宅よりも新築住宅が選ばれる傾向にあります。
具体的なデータは、国土交通省の「既存住宅流通シェアの推移」で確認できます。
このデータによると、2018年の国内既存住宅流通比率が14.5%であったのに対し、アメリカやイギリスでは中古住宅の比率はそれぞれ約80%と約85%に達しています。
日本において新築住宅が圧倒的に選ばれる理由としては、中古住宅市場が新築市場に比べて適切に評価されず、売り手と買い手の間で情報の非対称性が存在するなど、中古住宅取引における障壁が高いことが挙げられます。
一方、近年はとくに都心において新築マンション価格が高騰し、中古マンションへの注目が高まり、中古住宅市場が活性化してきています。
こうした背景のもと、中古住宅の流通変革を目指すスタートアップがいくつも登場しているのです。
すむたすは、独自の査定アルゴリズムによって迅速にオンライン上で買取価格を提示し、直接買取を行うサービス「すむたす売却」を手がけ、不動産売買において新たな手段を提案しています。
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