令和4年度「空港・港湾における脱炭素化促進事業」

subsidy

一般財団法人環境優良社普及機構は、令和4年度「空港・港湾における脱炭素化促進事業」について発表しました。

対象事業

空港における脱炭素化促進事業

「要件」
・航空機燃料を活用したAPU(補助動力装置)からGPU(地上動力装置)に切り替えを行う事業であること。
・GPUに切り替えを行うことで、50%以上のCO2排出削減効果が見込まれること。
・応募申請時の事業計画において、本事業により導入するGPUの今後の再生可能エネルギー由来電力やバイオ燃料の活用等による脱炭素化に向けた計画を盛り込むこと。

補助金

上限1億5,000万円・経費の1/2以内。

公募期間

2023年9月26日(火)~2023年10月26日(木)17:00


SDGs(持続可能な開発目標)の推進などにより、さまざまな企業・領域で脱炭素化に向けた取り組みが進められています。

空港はその土地と海外を結ぶ重要な拠点です。航空機という金属の塊を飛ばすためには莫大なエネルギーが必要となるだけでなく、空港や航空機を運営・維持するにも多大なエネルギーを消費しています。

国土交通省の資料「空港分野におけるCO2削減に関する検討会(第1回)」によると、APU(補助動力装置)は、国内空港におけるCO2排出量の7%を占めています。

航空機には、メインエンジンを始動させるために必要な圧縮空気を送る役目と、地上でメインエンジンを作動させる前に必要となる電気を作る役目を担うAPUが搭載されています。

APUを動かすには燃料が必要となり、これがCO2源となっています。

そこで、地上駐機中はAPUを使用する代わりに、再生可能エネルギーなどを利用して地上から電気や空調を供給することができるGPU(地上動力装置)への転換が進められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ APU GPU 一般財団法人 地上動力装置 環境優良社普及機構 空港 空港・港湾における脱炭素化促進事業 脱炭素化 補助動力装置
詳細はこちら

令和4年度 空港・港湾における脱炭素化促進事業

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和4年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 (社会変革と物流脱炭素化を同時実現する先進技術導入促進事業)」
一般財団法人環境優良社普及機構は、令和4年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(社会変革と物流脱炭素化を同時実現する先進技術導入促進事業)」について発表しました。 荷量の限られる過疎地域等において…
「モーダルシフト等推進事業」補助金 6/9締切
国土交通省は「モーダルシフト等推進事業」について発表しました。 温室効果ガスの排出削減、流通業務の省力化による持続可能な物流体系の構築を図るため、荷主企業及び物流事業者等物流に係る関係者によって構成さ…
「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業)」
一般社団法人廃棄物処理施設技術管理協会は、令和5年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業)電線、変圧器等廃棄物発電により生じた電力を利活用するため…
「岩谷産業」がブロックチェーンインテグレーターの「chaintope」に出資
2022年7月4日、岩谷産業株式会社は、株式会社chaintopeに出資したことを発表しました。 chaintopeは、ブロックチェーン開発プラットフォーム「Tapyrus(タピルス)」や、ブロックチ…
カーボンプロジェクトの開発やカーボンクレジットの提供などを手がける「クレアトゥラ」が2億円調達
2025年3月17日、クレアトゥラ株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シリーズAでの累計調達額は5.5億円となりました。 クレアトゥラは、カーボンプロジェクトの開発、カーボ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集