注目のスタートアップ

株式投資型クラウドファンディングなどを手がける「FUNDINNO」と「全研本社」が資本業務提携

company

2023年7月25日、全研本社株式会社は、2023年7月25日開催の取締役会において、株式会社FUNDINNOとの間で資本業務提携を行うことについて決議したことを発表しました。

FUNDINNOは、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO」、大型資金調達実現のための「FUNDINNO PLUS+」、クラウド経営管理ツール「FUNDOOR」、未上場株のマーケット「FUNDINNO MARKET」を提供しています。

全研本社は、IT事業、語学事業、不動産事業などを展開しています。

今回の提携により、全研本社はFUNDINNOのプラットフォームを活用し、マーケティング活動に課題を抱える潜在顧客の掘り起こしや送客を行い、未上場企業の集客支援コンサルティングや、メディア制作・運用などを展開していく予定です。


スタートアップはイノベーションを生み出し、社会に価値を提供する重要な存在です。

近年、さまざまな社会課題が深刻化し、国・自治体・各種団体だけでなく、ビジネスによる社会課題解決に向けた取り組みの重要性が高まっています。

スタートアップはフットワークが軽く、またリスクを恐れずにチャレンジする存在としてイノベーションを創出します。

しかし日本は、海外と比較した際の開業率の低さやユニコーン企業の少なさといった課題を抱えています。また、スタートアップの成長にとって重要となる資金調達環境に関してもまだ万全とはいえる状態ではありません。

FUNDINNOは、株式投資型クラウドファンディングや、未上場株式のセカンダリーマーケットの提供などにより、スタートアップの資金調達や資金流動性の課題解決に取り組んでいます。

さらには、「FUNDOOR」の提供を通じ、スタートアップの株主管理・株主総会・財務管理をサポートし、成長の支援も行っています。

そして今回、コンテンツマーケティングに強みを持つ全研本社との提携により、未上場企業の成長に向けたマーケティング支援にも取り組んでいくとしています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ FUNDINNO クラウドファンディング コンサルティング マーケティング 支援 株式会社 株式投資 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ローカル・コミュニティやコワーキング・スペース運営の「ATOMica」が1.8億円調達
2020年3月26日、株式会社ATOMicaは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 株式会社ビットキーと株式会社ディーサイングループのジョイント・ベンチャーとして2019…
女性向けセルフケアD2Cブランドを運営する「WRAY」が1.4億円調達
2022年7月21日、株式会社WRAYは、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WRAYは、女性向けセルフケアブランド「WRAY(レイ)」を展開しています。 商品としては、シ…
月極駐車場管理SaaS「Park Direct」を手がける「ニーリー」が三菱地所グループのCVC「BRICKS FUND TOKYO」から資金調達
2023年11月8日、株式会社ニーリーは、三菱地所株式会社が運営するスタートアップ投資ファンド「BRICKS FUND TOKYO」(共同運営者:株式会社プライムパートナーズ)から資金調達を実施したこ…
てんかん患者・家族向けプラットフォーム「nanacara」運営の「ノックオンザドア」が資金調達
2020年5月14日、ノックオンザドア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 てんかん患者・家族向けプラットフォーム「nanacara(ナナカラ)」を開発・運営しています。 てんかん患者の…
採血のいらない非侵襲血糖値センサー開発の「ライトタッチテクノロジー」が1.2億円調達
2021年7月5日、ライトタッチテクノロジー株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 採血をせずに血糖値測定ができる非侵襲血糖値センサーを開発しています。 ライトタッ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集