注目のスタートアップ

AIを活用したワークフロー自動化サービス「Promptflow」を開発する「Carnot」が8,500万円調達

company

2023年7月12日、株式会社Carnotは、総額8,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Carnotは、AIを活用したワークフロー自動化サービス「Promptflow」を開発しています。

最新のAI技術を活用し、日々の業務フローを効率化・自動化するサービスです。

OpenAI社のGTP-4をはじめとした大規模言語モデル(LLM)を利用しており、一般的な業務タスクから独自のタスクまで、幅広い業務内容の自動化を実現しています。

また、ユーザー自身が業務内容に応じてプロンプトモジュールをカスタマイズできる柔軟性や、高度なデータ連携、チャット形式でのワークフロー自動生成(開発中)も特徴としています。

今回の資金は、「Promptflow」の開発、大規模言語モデルの基礎研究、グローバル採用の強化に充当します。


OpenAI社が2022年11月に公開したAIチャットボットChatGPTは、これまでのAIチャットボットよりも圧倒的に柔軟なやり取りができるというだけでなく、自然文による命令で、テキストの要約、エッセイなどの執筆、プログラミングなど、広範なタスクを行ってくれることから、汎用性を持ったAIとして各所に大きな衝撃をもたらしました。

ChatGPTは、巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルである大規模言語モデル(LLM)をベースとしています。大規模言語モデルは、ある特定のタスクのために訓練されていないにもかかわらず、多様なタスクにおいて優れた能力を示していることから、新たなAIモデルとして大きな注目を集めています。

Carnotは、この大規模言語モデルの基礎研究や、大規模言語モデルを活用したサービスの提供を通じ、世界中のビジネスプロセスの効率化に貢献することを目指しています。

AIはこれまで非効率的だった業務の大幅な効率化を実現するなど、大きな革新をもたらしています。今後AIの活用は企業の成長にとって重要な取り組みとなっていくことが予測されます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考になさってください。

また、システムの整備においては資金調達が必要となることもあるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Carnot ChatGPT GPT-4 LLM Promptflow カスタマイズ ワークフロー 効率化 大規模言語モデル 株式会社 生成AI 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Ryple」が1.4億円調達 BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey for Salesforce」をリリース
2023年4月10日、Ryple株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、BtoBマーケティング・営業・カスタマーサクセス支援サービス「Ryple Survey…
独自の免疫測定技術を活用したPOCT向け免疫センサーデバイスを開発する「イムノセンス」が5億円調達
2023年2月2日、株式会社イムノセンスは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イムノセンスは、大阪大学産業科学研究所・民谷特任教授が開発した、免疫反応と電気化学反応を組み合わせた免疫…
音声認識AIを展開する「アーニーMLG」がコールセンター業務の議事録作成を自動化する「YOMEL for コールセンター」をリリース
2022年8月30日、アーニーMLG株式会社は、「YOMEL for コールセンター」を提供開始したことを発表しました。 「YOMEL for コールセンター」は、コールセンター業務におけるコールメモ…
「Conoris Technologies」が7,500万円調達 クラウドサービス事業者向けセキュリティチェック効率化サービス「Conoris Answer」をリリース
2022年8月24日、株式会社Conoris Technologies(旧社名:株式会社ミツカル)は、約7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、新プロダクト「Conoris An…
クリエイター向けギフトプラットフォームを運営する「Gipt」が3000万円調達
2025年3月17日、株式会社Giptは、3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Giptは、クリエイター向けギフトプラットフォーム「Gipt(ジプト)」を運営しています。 ファンから安…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集